インタビューの思い出:安室奈美恵さんはものすごい繊細な人でした
安室奈美恵さんの特番が今日の夜ありますね。
20代の頃、2年くらいの短い期間でしたが週刊誌のインタビュー記事を担当していました。もう相当昔のことですし、4ページの取材ですから1取材に1時間程度という時間、そして週刊誌だと結構短い期間にたくさんの方にお会いしたので印象に残る方、そうでもない方と様々です。
そんなたくさんの取材の中でも安室奈美恵さんは、独特の印象を持っています。
私がインタビューしたのはブレイク寸前の頃で、取材して記事になって、しばらくして爆発的に売れて雲の上の人になってしまいました。
一言で言うと、当時の安室さんはとてもとても繊細で、内向的で、真面目という印象でした。言葉も少なくて、相手を見据えて話すような人ではなく、はにかみ屋で伏し目がちで話すような人でした。その後ブレイクし、一時代を築いた上に地位を確立したのですからきっともう別人のようになっているに決まっていますが、「そんな彼女」はきっと今も残っていると思います。
沖縄生まれだけど泳げないとか、将来どんな仕事をしたいかとか……今記事を読み返してみるとまだこの時17歳で、ポンキッキーズに出ていた頃。ゆっくりと静かに夢を語る様子が思い出されてくる。
記事のラストに結婚について語っていて「一度に二つのことはできないからどちらかをとる」と言っている。そして子供が生まれたら自分のしていた仕事を録画して全部見せたいって……彼女のやさしくて、不器用で、真摯すぎる生き方が垣間見えるような気がします。
今日のこの番組でどんなことが語られるのだろう。
今じゃインタビューやら記事を書くのとは全く違う仕事で飯を食う自分も、あの頃は夢の塊みたいだった。当時を思い出しながらこの番組を観たいと思う。
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