主婦湿疹のその後

ご無沙汰してます。

暑い夏がすぎてようやく秋、そして冬。

体調というか気分はあまり変化なく、墜落寸前の毎日のまま社会人やってます。

正直なところ、一度ぜーんぶリセットしようかという気持ちもかなり強く芽生えてます。

……単なるヘタレなのかもしれませんが、会社にメンタル壊したことを告げてほぼ一年近く経ったけど、正直なところ上長の姿勢は何も変化がなかったのです。そのことがますます自分を追い詰めてしまったというか……金をもらうお仕事なのですから我慢すべきなのかもしれませんけど。甘いだけなのかもしれませんけど、なんていうか、もう自分の中で何かが弾けてしまったようで元のようには戻れなくなってしまってます。

どうやって気持ちを片付けたらいいのかなあって。

ここでは書けないけど、いろんなこと考えてる。

だってもう元気で何でもできる時間てそれほどないんだし、もっと自分を自由にしたいなあって。私ここでずっと色々我慢してきたし、もちろんそれで学んだこともたくさんあるし、良いな、好きだなという側面もこの仕事にあるわけで。だからこそ今も出勤できてるんだけど……うまくいかないのです、ここまできてしまうと。

まあ、暗いジメジメとした報告はこのくらいにしましょう。上向きになっていることもあります。

主婦湿疹。

おかげさまで9割5分回復しました。

ほとんど回復。左手の小指の下の手のひらの側面だけ、頑固にもぞもぞ痒くなって赤くなるけど、そこ以外は、見た目はほぼ改善。

前回書いた漢方の軟膏と、あと「タクト」と「メモA」という薬が効きました。

そもそもはステロイドの力を借りる方向に舞い戻って、回復しても皮膚が薄くなって裂けてまた悪化を繰り返す状況から脱したくて。これは炎症が治まっても皮膚自体がヨレヨレに弱っているのではないか？と、そんな風に考えて、それまで試したことがなかった漢方の軟膏を試したらどんどん良くなってきたのです。

まずは紫色の「紫雲膏」を試しました。普通の薬局で売ってます。

これが効いた。全体に塗って綿の手袋をして眠るみたいなことをしたら、湿疹全体が良くなってきました。2、3 週間くらい試して本当に7割程度良くなったんですけど、あと一歩のところが治らない。調べたら、紫雲膏よりも神仙太乙膏という薬もいいらしいというので、紫雲膏は塗るのを一旦停止して神仙太乙膏に変更。これまたしばらく続けました。皮膚がだいぶ強くなっているのがわかりましたが、うーんなんかやっぱり効きがイマイチな感じ。そもそも神仙太乙膏の香りが私にはちょっとダメで、紫雲膏も変な匂いがするんだけど、どっちかというと私は神仙太乙膏の方が苦手。

そもそも、漢方系の軟膏は塗ってもスースーするわけじゃないしかゆみの強い時は痒ーい！という気持ちを抑えるのが難しいので、かゆみが起きた時の対処として併用して「タクト」という痒み止めを塗るようにしました。これは亜鉛を使ったお薬で塗るとスーッとしてかゆみが止まります。それと湿疹の中の水分が抜けて枯れているみたいな感じになってとてもいい感じです。

それから調べたらアトピーの湿疹ですと湿疹に黄色ブドウ球菌がたくさんいることが多いということで、1日に1回程度「メモA」という薬も塗るようにしました。ここで紫雲膏も神仙太乙膏も塗るのを一旦やめて、「タクト」と「メモA」をメインにして塗りました。

これを2週間くらい続けたんだけど、やっぱりなんか良くならない……というよりも湿疹は治って、なんか湿疹じゃなくてただれっぽい感じのような。

ということで、タクトとメモAを使うのは一旦停止して、中黄膏というまたまた漢方の軟膏を塗ってみることに。

これが大変効きました！

ただれっぽかった皮膚がグイグイ治っていったのです。とはいえ、時々やっぱり痒くなるので、かゆい時はタクトを塗って、しばらくして中黄膏を塗るというタクト＆中黄膏のペアで今に至ります。

ただ、最初に書いた左手小指の下側面の湿疹はかなり頑固に残っているので、時々ステロイドも塗ってます。やっぱり炎症を抑えるのはステロイドに勝る薬はないです。でも1日1回、1週間続けて塗ったらストップして様子を見ることにしてます。

紫雲膏、タクト、メモAは普通のドラッグストアで手に入りますが、神仙太乙膏は漢方薬局じゃないと入手は難しいと思います。紫雲膏は紫色の薬で、服に色がつく場合もあるので塗った時は気をつけてください。あとタクトは塗ったあと白い粉（亜鉛）がかなり残りますので、乾いたあとに洗い流した方がいいです。

中黄膏も漢方薬局にはあるはず。アマゾンでは「ベルクミン」という名称で扱ってます。私もこのベルクミンをほぼ一方使い切る感じで最初は塗ってました。今は京都の漢方薬局で自家製で作っている中黄膏をお願いして塗ってます。中黄膏が自分に合っていたのでこちらの方がコスパが良いと思って。中黄膏は黄色いお薬で、塗ると紫雲膏同様、黄色い色が服についたりするので気をつけてください。私はそれほど気にならなかったけど、白いお洋服などはつくと大変です。

このように回復しましたが、入浴中も手袋をするのは今も同じです。でも料理の時は素手で作れるようになりましたし、大好きな温泉やスパでは素手で安心して入れるようになったのですごく嬉しいです。

もちろん体質に合う合わないがあると思うので、ご参考になさっていただいてご自分の体質と良く向き合い考えつつよかったら試して見てくださいね。

私の場合のポイントは、よく湿疹の状態を見て感じて選ぶことと、ステロイドは炎症抑えるのに最強だけど皮膚の再生する力も弱まってしまうので、そこを他の薬で補いながら治していった感じです。

「とても強い炎症はステロイド、通常の湿疹は中黄膏、タクトでかゆみを押さえ込んで湿疹を乾かし、湿疹が広がるなら菌を抑えるのにメモA、そして症状が軽症な時は紫雲膏や神仙太乙膏で潤しながら軽い炎症を抑える。」

まとめるとこんな感じでしょうか。

同じように主婦湿疹で悩んでいる皆さんが良くなりますように。