いい人だよね……に続く言葉
2月から会社が新しい期になります。
で、去年から期の最初に全国の拠点の社員も集まって、新しい期首会議と頑張ろうの決起集会がひらかれるのですが、その後の懇親会で決まって言われたのが「いい人だよね」という言葉。
嬉しいですよ、素直に。でもこれほど心に突き刺さる言葉もないよね。
フラれる男が言われる常套句でもあるでしょ、これって。「いい人だよね……でも男としての魅力は……」ってね。
私の場合は仕事関連の方から言われているので、この後に続くのは……
「いい人だよね……でも仕事はイマイチ」
「いい人だよね……でも年増」
「いい人だよね……でも空回り」
どのみちこの言葉の後にプラスイメージの言葉は続かない。つまりいい人以外に何もないという事が端的に表されている。
卑屈ですか、そうですね。
なんせ自分が思い描くクールなビジネスマンやOLは決していい人じゃないから。やっぱり組織を動かす人って、ある意味ダーティじゃなきゃ出来ないって思う。そういう意味では自分はいい人かもしれない。
もうなんていうか、ここまで自分の無能振りに対峙すると、誠実に、自分の良心に従って仕事を消化するしか他にないのです。残された出来る事ってそれくらいしかない。そんな事で何かが形になるわけじゃないんだけどさ……と泣き言を言っても新しい期は始まってしまったのです。
ああ、長い物には巻かれっばなしのグルグル簀巻きで時の過ぎ行くままに、流されるままに、愛のままにわがままに周りに自分だけが傷つけられているような気がする、被害妄想のまにまに……
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