たぶん、病気なんだろう
実家から一件置いて隣の工場(倉庫?)が更地になって数件の建て売りができて、そして売れた。そのうちの1軒に越して来た一家が、少し、おかしいようだ。
自分が買った家に対して作った工務店に瑕疵担保責任を主張し、もう何度も何度も修理させて、その工務店もこりごりモードらしい。更に周辺の家や事務所にいろんなことを主張。その内容は言いがかりと充分に取れるレベルで町内の雰囲気は最悪になっているらしい。更に更に警察や役所にもやれ電柱にヒモがぶら下がって目障りだ、カラスが電線や電柱に止って困る、道路におかしな人が歩いていた(っていうか公道だし……酔っ払いかなんかだろ。川崎南部地区だしさ)とかジャンジャン電話をかけまくって、その度に環境課の人が調査に来たり、警官が来たり、工事が入ったりと慌ただしい。今朝はとうとう実家の父の自転車の停めている場所がおかしいから動かせと(直ではないが)言ってきたらしい。
自分が今住むところも実家も準工業地だから、民家と工場が一緒に建っていても何らおかしくない場所で、しかも小さな敷地にギチギチに民家が詰まって建つような昔っぽい街なのですよ。実家も近所の人たちもそこにもう50年以上住んでたりする。自分の子供のころは醤油とか味噌とか借りに行くなんてこともまだあった地域(コンビニなかったしね)。ケンカもしたけどなんとかうまくやってきた。その均衡がとうとう壊れる時代が来たんだなと思う。
以前に読んだインタビュー記事を思い出した。
コレと同じなんだよね。元々は工場がたくさんあったところに人間が入ってきて「工場迷惑」って勝手な事を言う。元々それなりのバランスの取れた雑多な地域にこじゃれた(超神経質な)ファミリーが越してきて「汚くて嫌!」と大声でまくしたてる。
まあ、なんていうか、でも、やっぱり、たぶん、病気なんだろうな。そんなに気にしてたら生きて行けないだろう。自分自身だって自分の思い通りにならんのに、意志を持った人間や家族や地域の構造を、自分の感情や思い込みだけで急に変えられるわけない、自分もある程度変えないとねえ。それが無理なら、もっと広々した住宅街に越した方がいいぞ、体壊す、きっと。
町内の噂によると1000万円値引きした一戸建てとは言えキャッシュで買ったらしいので金は持ってるんだろうからさぁ……
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