鰹節削り器
少し前にこっそりひとつトシを取りました。
関東地方に爆弾低気圧が襲来したあの日です。
両親とネオさんがお誕生日のプレゼントをくれると言ってくれているのですが、まだ欲しいものが決まらずに保留中です。この年になると『自分や周囲が変わらず元気で笑顔でいてくれる約束キット』みたいなものがあればそれが欲しいのですけど、そんなの無いんですよね。
そういう事に気づくだけ年齢を重ねてしまいました。
去年は鰹節削り器を両親にプレゼントしてもらっています。
私がリクエストしたのですが、母は完全に呆れてましたね。
新潟三条市のかしもく工房という木工工房が地元の駅ビルに臨時出店していて一目惚れしてしまいました。もともとこの工房は鉋(かんな)作りの老舗の息子さんが社長さん。鰹節削り器は鉋を裏っ返してますよね。
それまでは昔昔に両親が知人の結婚式に出席したおりにもらった引き出物の鰹節削り器を使ってましたが、刃がステンレスだったので研ぎにだしても削り具合が芳しくなくってイライラしてたのです。
この削り器に替えたら、もの凄い勢いで綺麗に削れるので道具の威力って凄いと思い知らされました。
鰹節削り器は親から子、子から孫に引き継いでいく道具だそうです。なんか素敵ですよね。……私は引き継ぐ人、いませんけど(涙)。
今年はなにを贈ってもらおうか、そろそろ決めないと相手に失礼ですね。幸せな悩みで頭が痛いです。
« 対決! Siri vs おしゃべりコンツェルン(正しくはしゃべってコンシェル) | トップページ | 最近の出来事。映画とやけど »
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- やっぱり効きすぎの気がするのと、乳酸菌生活(メモ9)(2017.05.20)
- 吹きこぼれ防止グッズ(2017.05.13)
- ブランチ(2013.07.15)
- 金欠なのに新刊買ってしまった。(2012.11.17)
- 鰹節削り器(2012.04.15)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
« 対決! Siri vs おしゃべりコンツェルン(正しくはしゃべってコンシェル) | トップページ | 最近の出来事。映画とやけど »
鰹節削り~これ、昔お家にあった、あった!
カタマリの鰹節が子供のころは、木材にしか見えなくって。
ん~さらちゃんのセレクト、渋すぎっす☆
何が欲しいって言われて悩むなんて・・・
さらちゃん、なんて謙虚な女性なんでしょ!
あたしなんて、欲しいものありすぎて、そこからのセレクトが大変過ぎて、
何が欲しいのかわからくなっちゃうんだから、どうしようもないわね^^;
投稿: みかりん | 2012年4月15日 (日) 11時18分
みかりん、こんにちは。
誕生日に頂けるなら、出来るだけ長く使えるものがまず第一条件になるので、自動的に家電とかパソコン、消耗品関連は外れて、次の条件が「自分では買わないもの」で、その次に相手の思っているだろう予算を想定し自分の欲しい物リスト内で該当するものをピックアップ……になるんだけど、私は欲しいと思ったものは大概自分であれこれ都合して入手してしまうので誰かに買ってもらおうリストが凄く少なく、値段がバカ高いとかせっかくの誕生日プレゼントにはふさわしくなさ過ぎのプライスとか、まあ条件がうるさいんです。
可愛くないよね。女性としての可愛さが微塵も無いと自分では思ってます。
靴は自分の中で消耗品扱いになってたり、普通の感覚とはズレまくってるのも一因。
ちなみにこれまでねだって良かったという贈り物は、両親に象牙の印鑑セットを買ってもらったのと、ネオさんにビクトリノックスのナイフツールを買ってもらった事です。自分の生活に長くなくてはならない物になってます。
なかなかここんな風に値段と条件にあった物が無いんだよねえ。
投稿: さら | 2012年4月15日 (日) 12時08分