喉(上咽頭炎)と免疫機能について
その後も喉の治療に行ってます。
先日は、なんだかいつもにも増して喉がイガイガしておかしいな、と思っていたら数時間後にはジリジリとした痛みに変ってきました。
これはイカンと出来る限りうがいしたり、スカーフ巻いて喉を冷やさないようにしたりと仕事中にも悪化を防ぐようにして、業務終了後、猛ダッシュで病院に直行。塩化亜鉛を塗り塗りしてもらいました。
塗ってもらった途端、衝撃的な痛みで驚きました。先生に大口開けたまま「痛ぁーいー!」と言ってしまったほどに。
先生は「今日は出血してないよ。でもそんなに痛いんならやりがいがあるな♡」とサディスティックなお言葉。慢性から急性に転じるギリギリの所だった様子。
しかし、この痛い治療のおかげで次の日には喉腫れないで済みました!
これまでは必ずと言っていいほど炎症に歯止めがかからず、数時間後には頭の中心に焼け火ばしを突っ込まれたような痛みと熱感が襲って来たのに……プラス鼻水が華厳の滝のごとくダダ流れとなって悲惨な有様になるのです。こうなってしまうと日常生活の状態まで戻るのに数週間かかります。でも今回はここまでにならずにストップです。
今回は初めて塩化亜鉛療法の即効性を見せつけられた感じです。
治療のジリジリ痛も凄かったけどねッ!
しかし、風邪の症状らしき物もなく喉が腫れたのでアレルギー反応からきたのかも知れないため、先生に「アレグラ」を処方してもらいました。先日出してもらった漢方薬「辛夷清肺湯(シンイセイハイトウ)」と両方を飲む事に。出来るだけ薬は飲まずに体質だけを変えたいけど、炎症が起きてしまっては時間ばかりかかってしまうので仕方がありません。
体質改善のためにいくつかのサプリメントも飲み始めました。
喉など体の炎症反応が長く続くと免疫機能がおかしくなってしまうのを知って、それらを正常化するためにビオチン(ビタミンH)を飲む事にしました。一緒に酪酸菌とビタミンCも。それからブログにも来ていただいているTさんから教えていただいたローヤルゼリー。奥様の花粉症が治ったということなので。酪酸菌とビタミンCは以前から飲んでいたのですが、その他は新たに購入。ビオチンだけのサプリメントは日本にはないのでアメリカのサイトから購入しました。効果が現れるまでに最低でも2、3ヶ月、長くて1年以上かかるそうですから気長に飲もうと思います。
ところで喉と免疫機能と何が関係あるの?ということですが、実は私、喉を壊すようになってから不思議な症状がいくつか現れていました。
1.足の裏が断続的に痛がゆくなる。2.手の湿疹(ひどくなったり引いたり)。3.手首の関節痛と手のひらの骨が痛くなる。
病院に行ってみた症状もありますが、骨や皮膚にも異常が無くわからないと言われたり、単純な主婦湿疹(未婚だが)と言われてステロイドを処方されたり……湿疹に関してはそうかなあとも思ったのですが、1カ所だけどうしても治らない部分が残り、ほとんど完治したかなと思うと悪化し、また沈静化しを繰り返していました。
最初喉の炎症については、単なる風邪の繰り返しとしか思っていなかったのですが、そのうち間隔が短くなり、更に鼻水が日常的に喉に回ったり痰が切れなくなったりの症状が出現したので真剣に治療しようと決意。調べて行くと前にもご紹介した書籍に書いてあった通り、喉の炎症は免疫機能に重大な影響を及ぼす事を初めて知ったのでした。関連する病気は多種多彩であったのですが、皮膚疾患と関節痛が症状として出現するのが多く見受けられたため、私の場合病気ではないにせよこのまま喉を放置していたら、これらの重大な病気に繋がってしまうかもしれないと考えるようになったのです。他には腎臓障害になることもあるそうです。中でも掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)という病気については喉の炎症以外に腸内環境に深く関わった病であると知り、自分も腸内環境がお世辞にも良いと言えないので、本腰入れて取り組もうと決意。腸内環境が体調に大きく作用するのも知っていたつもりでしたが、今回いろいろ調べて読んでみて筋道立てて理解できた気がします。
そしてビオチンという栄養素についてです。
日本では薬事法で一錠中の許容量も上限が500μgと定められているようです。本来ビオチンは食物から摂取するか腸内細菌によって作られて体内を巡るのですが、腸内環境が乱れると(ストレスや抗生物質の投与など)欠乏状態となり最悪は病気に繋がるということになります。私の場合はきっと欠乏と言う事は無いと思うのですが、一時的に足りない時期があったりするのではないかと考えています。考えれば元々便秘と下痢を繰り返すタイプなのに、喉を壊すたびに大量の抗生物質を服用しているのですから、腸内細菌のバランスが崩れても不思議ではありません。
また、乳酸菌と言えば善玉菌と思っていたのですがそうでもないらしく、乳酸菌がた充分いる腸でビオチンが欠乏してしまっている場合があると言うのです。善玉乳酸菌がビオチンをエサにしてしまっているという衝撃の事実。そのために乳酸菌の中でもバランスを整える役目をする酪酸菌を一緒に取るべきということらしい。こうして掌蹠膿疱症の治療で考えられたこのビオチン療法を試してみることにしました。
乳酸菌ならなんでもバリバリ摂取すればいいってもんじゃないということか……。
ビオチンはアトピー性皮膚炎やニキビ治療にも取り入れられている栄養素なので、特に副作用もないそうです。多量に摂取しても水溶性なので尿と一緒に排出されてしまいます。むしろビタミンCの方が要注意みたい。市販のビタミンCは合成された物なので結石になる可能性がある様子……そうだったのか。
子供の頃から頼りない腸の持ち主なので、これを機にお腹の調子を整えて、喉もしっかり直したいと思います。
それから……口呼吸もね。口の体操をして今では殆ど大丈夫になりましたが、どうしても寝ている時にはポカン状態のようです。恥ずかしいけど、睡眠時テープで口を止める作業をまた復活させねばなるまい。この年で未婚で口にテープ貼って寝てたら、もう、ホントに終わりな気がするんだよね……虚しいわ。
いや、口全開で寝て、ヨダレがダラダラよりはマシと思って頑張れ私。
※2017/04/15 追記
その後口呼吸を徹底的にしないように自分で気をつけたら、後鼻漏はだいぶ改善されてきました。
そのほかにも塩水を温かい霧状にして吸入できる吸入器を購入し、喉おかしい……という時に使っています。
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私が買ったのはもう少し古い型ですが。最近はアタッチメントも増えて鼻だけの吸入もできるんだ。ウチのも鼻専用アタッチメントくっつけられないかな。
それから、この数年情緒不安定の上、通院を開始して抗鬱剤を飲んでいるのですが、この薬を飲んでから後鼻漏が少しよくなっている……というより体の水分代謝が明らかに違っているのを感じています。
詳しいことはまた今度新たにエントリしたいと思っています。
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