先日の試験と日本「一」に出会いに行った夏休みについて

久々に私的な文章をキーボードで打っている気がします。
最近は iPod touchからチマチマ打ってばかりいたのです。
皆様お元気でございますか？

日曜日に受験してきました……会社命令の「DTPエキスパート認証試験」筆記試験。試験がなんなのかって書いてなかったと思う。
この後に課題制作試験が残っていますが「テキスト担いで過ごす生活」からは解放されました。とは言え、なんか気持ちはパッとしません。もっとフリーダムな感覚に満たされる気がしていたんですけどそうでもなかった。浪人して予備校行った私の経験では、試験受ければに合否の感触がわかるんですが、正直今回は全然わかりません。なんででしょうね。多分自分で望んで受験してないからでしょうね。でも悔いはないです。できる限りやったと思います。充実感もほとんどないんですが、大人になって受けた試験と名の付くものの中ではもっとも労力をかけたと思う。受かってたら御の字だな。
後は今週後半から続く課題制作講義を乗り切ること。体調というか喉の調子が悪くってつらいので、肉体的に持つかが心配なんだけど乗り切るしかないよね。
試験と言えば以前サーバー関連の試験を受けて2度も失敗した苦い経験があるのですが、サーバーの試験に比べたら今回のDTPエキスパートの方が自分に向いてたと思います。受験時期のタイミングが最悪だっただけ。経費がかかってプレッシャーではあったが会社の講習も受けられたし、平常時なら大変は大変でも体調崩すほど大変ではなかったと思う。来年受験だったらもっとやる気になれたのにな。
あ、ちなみにもう一つ受けた試験はコンタクトセンター検定試験 オペレーター資格です。一つ上のスーパーバイザー資格受験と迷ったのですが、試験が重なったから手頃な方を選んでおいてよかったです。SVを受験していたら落ちてたかも。

さて、もう記憶の遥か彼方に埋もれそうになっている今年の夏休みですが、ぼちぼち旅報告でもしましょうか？と思います。「DTPエキスパート」の試験には一生縁がない人がほとんどでしょうけど、黒部立山アルペンルートに行きたいな～と思う人はそれよりはずっと多いでしょうからね〜（笑）。

7月12日（火）。業務を片付けて退社。帰宅して急いでお風呂入って、家の中を掃除して、深夜コアラ号にて出発しました。目指すは黒部立山アルペンルートの長野 大町側の起点なる扇沢。今回は旅のテーマがあって、日本「一」に出会いに行く旅なのです。……さて、どうなる事やら。
途中ネオさんを拾い、首都高へ。そしてまだ真夜中の中央道をひた走る。今回往路での高速道路の休憩は談合坂SAと諏訪SA（談合坂SAってきれいになったんだ ね。私たちが立ち寄ったときは一部しか営業していなかったけど、その後ニュースでリニューアルされたのを見ました）だけ。いつもならちょこちょこ休むのだけど時間が惜しい。頑張って諏訪SAに到着したときは夜明け前。 でも早めの朝ご飯を食べていたらどんどんとお日様が昇って夜が明けてしまいました！ 予定では夜明け前に扇沢駐車場について仮眠するはずだったけど、時間的に仮眠は無理かもと思いつつ、焦りながら更に爆走。豊科出口で中央道を降り、北アルプスパノラマロードを北上です。
川に沿って走っていると川面からモヤがたくさん立ち上っていました。朝もやが生まれる瞬間！ 私たちを囲む山々からも朝もやが朦々と上っている。とっても幻想的な光景でした………が、先を急ぐため画像を撮る時間を惜しんで走る走る。

ルート確認のため、コンビニの駐車場に停めた時に写した画像しか行きは無い……

時間の他にも心配事が。それはガソリン残量。扇沢駐車場で車を降りたら、私たちはアルペンルートの様々な乗り物に乗って富山側に行くのですが、コアラ号はマイカー回送サービス業者に頼んで、私たちが降りる立山駅に回してもらうことになっていたのです。もし途中でガソリンが無くなったりすると悪いので、できれば扇沢までに給油ておきたかったのですが、見つけたガソリンスタンドはすべて開店前で、とうとう木立の中の道路へと突入。どう考えてもガソリンスタンドはありそうにない雰囲気になってきました。給油をあきらめた頃、助手席のネオさんが熟睡状態に突入。そして運転者の私にも睡魔が容赦なく襲ってきました。ホントに危険……燃費に細心の注意をはらうエコドライビングを心がけ、つい途切れそうになる意識とも戦いつつ、朝6時頃に扇沢駅に到着しました。
んが～、眠かった……っていうかヤバかった。

あまりよろしくなかった天気も、扇沢で抜けるような青空に。

スンバラシク晴れ渡った空。白い建物が扇沢駅

少しでもいいから仮眠しようとシートを倒し、十数分目を閉じましたが、おなかに催すものがあり駅のトイレへ。旅行先ではほとんど催さない私が……快腸です。
コアラ号に戻ってみると、キャップをかぶったおじさんがニコニコしながら近づいてきました。本日コアラ号をお願いする回送サービス業者の方です。約束の時間まで間があったのですが、もしかして到着しているかもと思って見に来てくれたそうです。書類にサインをして、もうしばらくしたらまた取りに来ますと帰られました。この調子ならアルペンルートの始発に間に合いそうです。
まだ爆睡しているネオさんに声をかけて出発の準備開始。今夜は室堂の「ホテル立山」に宿泊です。必要なものをザックに詰め（当然DTPエキスパートのテキストもね）、登山靴に履き替えます。それからコアラ号に残すものであまり熱くなってほしくないものをまとめ、布でグルグル巻きでくるんだ上で2つのクーラーバックを入れ子にした中に収めました。
ちょうど用意が整った頃、見計らったように先ほどのおじさんが登場。コアラ号のキーを渡し、ガソリン残量の件も伝えて引き渡しました。

さあ、今年の夏休みの始まり。
最初はトロリーバスに乗って黒部ダムに向かうのであります。

……次回へ続く