私の青春と思い出をよろしくお願いいたします
朝の連続ドラマ「おひさま」は、毎週土曜にBSで一週間分放送されているのを録画して土日に観るんだが、今回録画した先週の分が……もう泣けてしまって、一時中断。目が腫れてしまった。
話は変るが、冒頭の画像は私が前に購入したフルート。
日常的に聴いているFM横浜で被災地の子供達に楽器を送ろうというキャンペーンを行っている事を知って、今回仙台に送る事にしたのです。
被災地の子ども達に楽器を贈ろうキャンペーン
東日本大震災の被災地では、中高生を中心として、
多くの子ども達が楽器を失くしてしまいました。
そんな子ども達に希望の音色を届けるために、
リスナーのあなたのお手元に眠っている吹奏楽の楽器を贈りませんか?
FMヨコハマは、音楽を愛するラジオ局の立場から、
「被災地の子ども達に楽器を贈ろうキャンペーン」を実施します。
リスナーの皆様からのあたたかいご支援をお待ちしています。
〜以上、FM横浜 HPより〜
ということで、フルートが入っている『楽器格納場所』を探してみると、フルートの他に譜面台やら、後生大事にとってあったクラリネットのリードなんかが大量に出て来たので、これらもお送りすることにしました。
高校生の時に吹奏楽部に入ってクラリネットを吹いていたのですが、凄くヘタクソで、万年パートは3rd.で、コンクールは選抜メンバーに選ばれず後輩が抜擢されていた役立たず部員。でも、発言力はあって、会議の時は議長なんかやっていて楽器吹くよりムードメーカーとしての役割を担っておったのじゃったぁ〜。
ある日大事なクラリネットを沼に落としてしまい困っていると沼のなかから『お前の落としたクラリネットは金のクラリネットか?銀のクラリネットか?』と………
面白くない冗談はやめます。
とにかくヘッポコ部員だったし上達の見込みも限りなく薄かったので、高価なクラリネットは買えませんでしたから持ってません。マウスピースに付けるリードは消耗品だったので、個人的に買っておいたのが残っていたのです。なぜフルートを持っているかといえば、実は吹奏楽部に入った時にフルートかパーカッションをやりたかったので、大人になってその思いを実現させるべく入手したのが、この写真のもの。結局、親友の結婚式に吹いた切り(ドリカムの「Love,Love,Love」を連日練習したにも関わらず、緊張のあまり冒頭から止ってしまい、歌に切り替えたというレジェンドを生み出した!)で、時々音を出すだけになっていました。
楽器はハードオフなんかに出してもそれなりの値は付くので、手放そうかなと思っていたのですが、やっぱりちゃんと吹いて可愛がってくれる人の元に渡したいと思って、なかなか踏ん切りがつかずにいたのです。
でも今回のキャンペーンならきっと楽器もリードもスワブも、思いっきりまた働く事が出来るようになるだろうと、楽器君達を託す事にしました。
改めて眺めていたら、長らく思い出していなかったことまで浮かんで来て、ちょっと別れがつらくなったけど、音楽を愛してくれている宮城の高校生にたくさん使っていただき、その音を聴いてくれた人たちの心がたくさん揺さぶられるのだと思い「可愛がってもらってね」と言葉をかけて良く磨いた後、仲介の日通さんにお渡ししてきました。
フルートは私も中古で入手して3万円以上はしたかな。一応銀メッキのイギリスのメーカーのものでした。こう考えると本当に宝の持ち腐れですね(笑)。ふきこみ口の下に刻印されている王冠のマークが可愛くて気に入っていたんですよ。
お金な〜い私なので、本当なら数千円でも中古屋に売った方が実入りがあったんですけど、たぶん私の懐に入るお金の価値より、宮城の高校生が吹いた音で生み出される価値の方が数千万倍高いに決まってるし、なんか私の思い出までもが大切に扱われる気がして、清々しい気持ちでした。
7月11日にFM横浜パーソナリティの藤田優一さんが宮城吹奏楽連盟に届けてくださるそうです。
思いっきり働いてくれ!みんな〜ッ!! 今までどうもありがとう。
高校生の時に吹奏楽部に入ってクラリネットを吹いていたのですが、凄くヘタクソで、万年パートは3rd.で、コンクールは選抜メンバーに選ばれず後輩が抜擢されていた役立たず部員。でも、発言力はあって、会議の時は議長なんかやっていて楽器吹くよりムードメーカーとしての役割を担っておったのじゃったぁ〜。
ある日大事なクラリネットを沼に落としてしまい困っていると沼のなかから『お前の落としたクラリネットは金のクラリネットか?銀のクラリネットか?』と………
面白くない冗談はやめます。
とにかくヘッポコ部員だったし上達の見込みも限りなく薄かったので、高価なクラリネットは買えませんでしたから持ってません。マウスピースに付けるリードは消耗品だったので、個人的に買っておいたのが残っていたのです。なぜフルートを持っているかといえば、実は吹奏楽部に入った時にフルートかパーカッションをやりたかったので、大人になってその思いを実現させるべく入手したのが、この写真のもの。結局、親友の結婚式に吹いた切り(ドリカムの「Love,Love,Love」を連日練習したにも関わらず、緊張のあまり冒頭から止ってしまい、歌に切り替えたというレジェンドを生み出した!)で、時々音を出すだけになっていました。
楽器はハードオフなんかに出してもそれなりの値は付くので、手放そうかなと思っていたのですが、やっぱりちゃんと吹いて可愛がってくれる人の元に渡したいと思って、なかなか踏ん切りがつかずにいたのです。
でも今回のキャンペーンならきっと楽器もリードもスワブも、思いっきりまた働く事が出来るようになるだろうと、楽器君達を託す事にしました。
改めて眺めていたら、長らく思い出していなかったことまで浮かんで来て、ちょっと別れがつらくなったけど、音楽を愛してくれている宮城の高校生にたくさん使っていただき、その音を聴いてくれた人たちの心がたくさん揺さぶられるのだと思い「可愛がってもらってね」と言葉をかけて良く磨いた後、仲介の日通さんにお渡ししてきました。
フルートは私も中古で入手して3万円以上はしたかな。一応銀メッキのイギリスのメーカーのものでした。こう考えると本当に宝の持ち腐れですね(笑)。ふきこみ口の下に刻印されている王冠のマークが可愛くて気に入っていたんですよ。
お金な〜い私なので、本当なら数千円でも中古屋に売った方が実入りがあったんですけど、たぶん私の懐に入るお金の価値より、宮城の高校生が吹いた音で生み出される価値の方が数千万倍高いに決まってるし、なんか私の思い出までもが大切に扱われる気がして、清々しい気持ちでした。
7月11日にFM横浜パーソナリティの藤田優一さんが宮城吹奏楽連盟に届けてくださるそうです。
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
すごく素敵なお話ですね。私はピアノを少しかじっただけなので、楽器には憧れがあります。上の子が今月からピアノ習い始めたので、追い抜かれる前に一緒に習おうか考えてます。
それにしても、フルートから歌に変更って…病室でぶぶっと吹き出してしまいましたよ(笑)。さすがさらさん!やっちゃってますね(^w^)
投稿: ぽんすけ | 2011年6月27日 (月) 09時10分
>ぽんすけちゃん、コメントありがとう。
体調はいかが? 傷が痛んでいないか心配してました。
今日FM横浜のHP見たら、寄付の楽器は100台を超えたそうです。
やはり現役を退いても、なかなか手放せない楽器は多いのかもね。
お嬢さんとピアノのお稽古なんて素敵。
頑張って連弾して~。
親友の結婚式の『フルートそっちのけ伝説』は、盛り上がって大変でしたが、新婦である親友はヒヤヒヤだったみたい。
どこに行ってもお騒がせしてます。
@(・●・)@
投稿: さら | 2011年6月27日 (月) 19時24分