ほとんど眠れず

緊急地震速報のシステムが不安定になってるらしい。それにしてもさっきから続いてる。
ネオさんと訪ねたあの素晴らしい東北の風景が、ニュースで見るも無残な姿になってる。両親と一緒に叔父をたずねた栗原は震源地だ。叔父の他界後、一人で暮らしている叔母は大丈夫なのか。仙台市内に住む別の叔父、叔母の一家も大丈夫か。連絡がつかず心配だ。

延々と横たわる水田、リアス式海岸が連なる恵みの海。しっとりと緑深く優しい山々。鏡のように静かで輝いていた湖。遠くからよく来たねとあったかくもてなしてくれた人達…思い出すと息が苦しくなる。信じられないほど建物は倒壊してるし、見たこともないほどの高波に襲われている。火事は街を焼き尽くそうとする勢いに見えた。
東北地方を旅するとネオさんが『ゴミひとつ落ちてない。素晴らしい』といつも感心していました。本当に清潔で胸がすぅとするような町並みが続いていました。
そんな心根の美しい人達がたくさん居るエリア。不安で胸が張り裂けそうでも、きっと冷静に対処されていることと思います。今の私には祈ることしかできません。神様がいるなら、これ以上被害が拡大しませんように。

朝方には長野県北部で震度6強の地震も発生している。昨年秋に訪ねた唐松岳や白馬のエリア辺りか？揺れに誘発された地震なのか。

あまり感覚的な言葉は使うべきではないが、日本人は何かを試されているのか、と勘ぐりたくなる。