山頂でランチを! 鍋割山で鍋焼きうどん
5月3日。1泊キャンプの次の日に車中泊して丹沢の鍋割山へ登りました。
すっかり遅くなりましたが、そのご報告。
5月2日は午後までデイキャンプで東丹沢エリアにいた私たちでしたが、解散後にネオさんの要望で御殿場アウトレットへ行きました。しょっちゅう出かけるアウトレットは横浜の「ベイサイドマリーナ」なのですが、御殿場は広いしデロンギとかティファールとかイッタラなどのキッチンを彩るブランドが充実しているのが楽しい。購買意欲も刺激されましたが今回は完全ウインドショッピングになりました。
それでも充分楽しんで、夜は翌日の登山に向けて表丹沢の登山口「大倉バス停」の駐車場で車中泊しました。
かなりぐっすり眠ってしまい、朝6時半過ぎに起床。モタモタと準備して鍋割山に向かってネオさんとふたり出発。本日は大倉バス停から二俣、後沢乗越を経 由して鍋割山山頂を目指します。鍋焼きうどんもね。山頂の小屋の名物は鍋焼きうどんなの。いつかこれを食べにいこうと思っていたのです。頑張るぞ。
始めはクルマも通れそうな林道を歩き、沢が見えたあたりにたくさんのペットボトルが置いてありました。鍋割山山頂には水がないので登山者にこのペットボトルを持って上がるようにお願いしているそうです。もちろん体力に自信がある人だけでOK。私は体調が良かったので1本ザックに入れて行きました。鍋焼きうどんが食べたい〜という気持ちと同じ位、ペットボトルも持って上がりたかったのです。ますますがんばろ〜という意欲が湧きます。
ブナの林で新緑を眺めるのも目的だったのですが………
思ったより葉が茂ってない。鬱蒼としてない〜。
気温が低かったからでしょうね。もっと緑の屋根的な感じを想像していたんですけどね。
計算違いはもうひとつ。
ネオさんの調子がいまひとつです。私は絶好調でポクポクと登っていたのですが、いつもなら私の前を歩くネオさんのペースがノロノロ。とうとう私が先に歩いて、ずっと後ろをネオさんがついてくるペースになりました。
山頂付近まで来て富士山の美しい姿が見えて振り返っても、ネオさんの姿は影も形もありません。ちょっと心配になってしばらく待っていると、もろにバテたネオさんがようやく登ってきました………だ、大丈夫か!?
なんとか山頂の鍋割山荘に到着!!
ネオさんは一刻も早くザックを下ろしたい様子。
小屋の中に入り鍋焼きうどんをオーダー。山荘はG.W.の為にお客さんが多くてかなり混んでいました。それでも私がザックにペットボトル入れてきたことをお伝えして渡すと、中で忙しそうに鍋焼きうどんを作っていた小屋のご主人
草野さんご本人がわざわざ顔を出して大声で「助かります!ありがとうございました」と伝えてくださいました。……いえ、そんな、恐縮です。でも疲れも吹き飛びました。本音を言うと凄く重かったです、お水。でもこの小屋のお水はこうして山小屋の方々やボランティアの誰かが運んだお水なのです。感謝。
やっと食べられる〜、鍋焼きうどん。
ふうふうと登ってきて、ふうふうと頂くおうどん。美味しかったです。
小屋を出るとあまりにも天気がよかったので芝生の上でもう少し休むことにしました。ネオさんはゴロリと転がるとそのままグ〜グ〜と大いびき。でも周りにも同じように大いびきで眠る登山者がいっぱい。みんながボワ〜ンと頂上からの風景を眺めたり、ごろ寝したり。風に吹かれて放心状態。
なんて幸せな光景なんだろう。
芝生に置いたリュックサック。私の方が赤で大きい。新しいザックの感覚を試したかったのと、トレーニングもかねて少し荷物を重くして来たのでした。プラス山荘まで荷揚げした2リットルのお水。やっぱりキツかったです。
30分ほどして出発。
帰りは「金冷シ」を経由して表尾根を下る予定……いや、出来れば塔ノ岳に立ち寄ってきたいと思っていたのですが、私が考えるよりずっとネオさんがキツそうです。もう鍋割山まで来られてのんびりできたのだからと思い直して、小丸から二俣への道を下ることにしました。ちょっぴり塔ノ岳山頂に後ろ髪引かれましたが、また訪ねることにしましょう。
下る手前にまた少し開けた場所があり、これから続く長い下り坂に備えて一服。同じように下山をする人達がお先にと言いながら歩き出して行きます。
目の前にはジグザクのように入り組んだ山の裾野、その先に町並み、そしてかすんではいるものの海が見えました。
人なんて小さいのよね、と思える風景。
ふと左を観たら元旦に行った花立山荘が。コーヒーが美味しかった。あの時も塔ノ岳を諦めて花立山荘で下山。次回は本当に3度目の正直になりますように。塔ノ岳さん、待っててね。
延々と続く下り坂。バテバテだったネオさんは下りなら元気いっぱいでした。良かった、本当は少し心配だったんだよね。体調不良というより単なる体力低下ってこと? それはそれでまずいんじゃないか?
下ってきたところのブナ林は葉っぱが茂っていて美しかったです。
今回はスミレの花にたくさん出会いました。すみれといってもたくさん種類があっていろんな違う紫の顔に会いました。でも画像をあまり撮影しなかったので後悔。これは唯一とったスミレちゃんです。
それから今回の山行で思ったことが二つ。
ひとつはまたまた鹿の死体に会ったこと。今回は道が広いところだったので一切見ませんでした。しげしげと眺めている人がいて白骨化してる〜などと言ってました。丹沢の鹿が繁殖しすぎているのは知ってますけど、人が多く往来する登山道のすぐ脇で死骸が転がってるっていうのはなにかあるんでしょうか?たまたま? 普通は一目につかないところで死ぬんじゃないの?不思議です。
それと鍋割山荘のすぐ傍に立派な公衆バイオトイレが建ってました。
何度か山に登っていたり、山岳雑誌を買ったことのある人は当然知っていると思いますが、バイオトイレは汚物と一緒に紙を捨てられません。鍋割山山頂トイレは使用済みの紙を持って帰るようになってました。女子トイレの中には透明のビニール袋が備えつけられていましたが皆さんは持って帰ってますよね? ちなみに私は下着を直しに個室に入っただけですので用は足さなかったのですが、持ち帰りであれば当然持ち帰りました。この使用済みの紙をトイレに入れてはダメというのは、涸沢への山行で経験していましたので抵抗は無いです。ただし長野では紙を捨てる箱が備え付けられていますので持ち帰りの義務はありません。首都圏から大勢の登山客を集める丹沢でし尿の問題が持ち上がるのは当然ですが、いきなり使用済みの紙を持ち帰れとトイレに貼っても抵抗のある人が多いでしょうね、きっと。特に誰も見ていない個室の中ですから、そっと一緒にトイレの中に置いてくる人もいると思いますよ……その行為は許せないけど、気持ちはわかります。山でのトイレとはどういうものなのか、もっと登山口の辺りから、バス停の辺りから啓蒙する為のチラシでも配らないと徹底できないんじゃないかと心配になります。実際、山頂トイレの中で「持ち帰り」の文言を読んで衝撃を受けている女性がいました。
都会の中でだって自分の出したものは実は誰かがキチンと処理しているってこと。山ならそういったことが明確になるだけで、処理施設が出来ないから持ち帰るのは当然です。そんな普段目を向けられないことを考えられるきっかけが出来るだけでも、山に来る価値はあるのかもなんて思ったのでした。
さあ、今度は絶対塔ノ岳に登るぞ。
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コメント
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さらさん、こんばんは。
日曜日の夜、いかがお過ごしですか?
今日”男子ごはん”2冊買ってきました!献立のほとんどは見なくても料理できるものばかりだけど、料理が楽しくできそうでつい。
そうそう、会津駒ヶ岳ですが、もし決行するときは教えて下さいね。あそこの山小屋は寝るだけですから食料持参で大変だけど行ってみたいです。
投稿: おかん | 2010年5月30日 (日) 22時41分
>おかんさん、こんばんは。
今日は久々に手抜きお菓子なんぞ作ったりして過ごしました。
このところ、色々と気持ちのざわつくことが多くてパンやお菓子を作るところまで気力がありませんでしたが、山の画像を見返して元気が出たんでしょうかね。山歩きも好きだし食べることも好きな私です。
会津駒ヶ岳に限らず東北方面に向かう時にはお知らせします。
お会いできなくとも、近くまできてるんだわ〜と思ってもらえるだけでなんだかあたたかい気持ちになりますもの!
駒ノ小屋のHPを先ほど覗いてきましたが、素泊まりのみとは言えこじんまりとした可愛らしい小屋ですね。とっても行ってみたいです。小屋オフ会も楽しそうです!!
投稿: さら | 2010年5月31日 (月) 00時35分
さらさん こんばんは!
鍋割山の鍋焼うどんどうでしたか?
なかなか美味しかったでしょ!
お!凄いですね!水をボッカして行かれたとの事で、
この鍋焼うどんの味はまた格別だったのではないでしょうか?
しばらく振りに丹沢の写真を拝見させていただいて、
丹沢にとても行きたい気分になっています。
>さあ、今度は絶対塔ノ岳に登るぞ。
いいですね!私も梅雨入り前に登っておきたいな♪
そうそう。マロンパイ手抜きだなんてとてもそうは思えませんよ!
さらさんはお料理が上手んなんですね~。
美味しそう♪
投稿: TAKA | 2010年5月31日 (月) 22時31分
>TAKAさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
丹沢はまたすぐにでも行きたいのですが、ヤマビルはいつ頃から出るのか……それが心配で二の足を踏みます。梅雨前なら大丈夫かしら?
あの手抜きパイは中身が小布施堂の栗鹿の子だけあり、味はおいしかったです。盛り付けセンスゼロですが。
冷凍パイシートは扱いが簡単です。また別の中身で焼いてみたい……でもあまりにも簡単すぎて料理とはいえないかも(笑)。
投稿: さら | 2010年6月 1日 (火) 08時46分