待ちに待った秋田駒ヶ岳トレッキング!〜お山編・2〜
7月17日 秋田旅行の3日目。
11時10分、旅館 鶴の湯の送迎バスに乗りアルパこまくさへ。空は晴れ渡っていて、初日から霧で全く見えてなかった山々が見渡せました。「こういう景色だったんだぁ」とネオが言う。遥か向こうに田沢湖も見える。
12時20分発のバスまで1時間弱も時間があったので、「アルパこまくさ」でゆっくり準備。駐車場にはちみつ屋さんがお店をだしていたので、はちみつレモンジュースを頂いたりしてのんびり過ごしました。
時間になり、いよいよ8合目駐車場行きのバスに乗り登山口についたのは13時頃.。
残りの時間なども考え合わせ、一番短いコースをたどる事にしました。途中「男岳」「女岳」「男女岳(おなめだけ)」を登ることもできますが、今回はピークは目指さず、ゆっくりお花を眺めて歩くことにしました。
画像はクリックすると拡大します。
登り始めてしばらくは階段が続き、高度を上げていきます。
さっきまでいた8合目駐車場がどんどんと小さくなり、遠くの山々までが見渡せる様になります。
向こうの方に頭の先がぴょこんと飛び出した乳頭山が。
名前の由来がわかりますね(笑)。
「まんが日本昔ばなし」にあるような緑の優しい山々が連なっています。
シャクナゲやらミヤマダイコンソウ、ミヤマツツジが咲く中をてくてくと歩いていくのです。こんな風にお花の向こうに、前日訪れた田沢湖が!
ニッコウキスゲが沢山咲いていて、緑の絨毯の中にパラパラとビタミンカラーが散ってきれいでした。
前を歩く年配の女性二人はずいぶんと山を歩いているようで、お花を見るたびに嬉しそうに話していました。「北アルプスにも咲いていた」とか、「この花は○○ソウに似てるわぁ」とか楽しそうに話しているのを聞きながら、私も少し遅れて後を歩いていました。
ほとんど平坦な長い木道のあたりはチングルマの群落のはずですが、もうすっかり終わってしまって、みな綿帽子になっていました。それでもその姿を写真に収めようとする人もいて、見上げると両脇にそびえる緑の山をせっせと登る人たちの姿があって、濃い緑のキャンバスに点々と楽しげに歩く人がたくさん見えるのです………もうなんて幸せで穏やかな構図なんでしょう。
そしてその向こうに阿弥陀池が静かにありました。
ちょうど厚い雲が流れて来て、全体が薄暗くなったので、あまりきれいに写真に撮れなかったのが残念。
シンとした静かな池で先を歩くネオと合流。
青空がを映した池をしばらく眺めていました。
阿弥陀池から横岳へ。
この尾根歩きが格別でした。
……雪渓。
冬の忘れ物。まだここに眠っていました。
もう少し歩くと横岳へと伸びる尾根へ出ます。
振り返れば田沢湖が横たわるのが見えました。
このタイミングで雲が厚くなって、画像が暗くなってしまいました。
残念だなあ……
と思っているとまたまたお日様が!
眼下にはカタツムリの殻のようにクルリンとした小岳が鎮座して、その横には砂礫のなだらかな大焼砂がどっしりと横たわっているのです!!
お日様を受けて、お山がみんなビロードのような質感で輝いていました。
すごいすごい。
もっとゆっくりたくさん歩きたかった。でも前日と前々日の空模様を考えたらもったいないくらいの青空です。
いつかまた歩きたいわ……と思うような光景。
右写真の真ん中のてっぺんの小さな人影はネオです。歩くの速い〜。
尾根が終わると横岳頂上。右へ行くと国見温泉方面にも行けます。私たちは焼森山頂に向かって左手へ。緑の尾根はすぐに砂礫の尾根へと変貌します。
このような砂礫の過酷な土壌にこまくさは咲いているのです。
先にみえる高い部分が焼森。
焼森山頂までの道で、今歩いてきた道を振り返る。
手前に雪渓が。奥には阿弥陀池。
焼森山頂(1551M)。
祠にご挨拶と無事に寄せて頂いた事に感謝しています。
しかし、太いぞ私。宿の食事でマックスに肥えてるわ(笑)。そういえばパンツがいつもより窮屈だったし!
こんな道を歩いてきて……
こんな急な砂の坂を下ります。結構怖かった。
雲の影がいい感じ。
すぐとなりの焦げ茶色の砂礫にぽつぽつとこまくさが咲いていました。
濃いピンク色の花をつけています。
ああ、きれい。
これからもっと咲くのだと思います。
後はずっとずっと下り坂が続きます。
小川を渡ったりもしながらどんどん下る。
名残惜しくて振り返ると、さっき見た雪渓が見えました。
だんだんとシャクナゲが増えてきて、気づくとシャクナゲに囲まれて歩くような感じになりました。
乳頭山へ伸びる登山道。
またチャンスがあったら歩いてみたいです。
写真撮るの下手だし、デジカメも年代物なので、この感動が上手に伝えられないのが悲しいです……。でもホントに素晴らしいお山でした。
もっとゆっくりゆっくり堪能したいです。
お山を堪能した私たちは、アルパこまくさへもどり、温泉に入って汗を流しました。アルパこまくさには温泉も施設もあるのです。まだ出来たばかりなので施設もきれいで、なにより露天風呂から田沢湖が眺められて良い気分でした。
その後東京へ向けて出発したのですが、どうせ次の日もお休み。のんびり帰りましょうとばかり、盛岡方面へ進路を取ったのでした。
盛岡までの途中にあった道の駅併設レストラン「雫石 あねっこ」で腹ごしらえ。岩手県にはいったので、岩手県名物 盛岡冷麺と雫石牛ステーキを注文。ステーキは高額商品のため、二人で一皿を頼んで半分こしたのですが………激ウマ!!
一皿 2500円だったのですが、道の駅のレストランという事もあって味に期待していなかったのです。こんなにおいしいなら一皿ずつでも後悔しなかったよね、と話したくらいでした。たかが道の駅と思っていた私たちがいけなかった……道の駅を侮ってはいけない。
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コメント
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あぁ~素敵~♪
雲が近い!雲が横に!雲が下だ!とお写真を見ながら感動しました。
あんなにしんどそうなのにどうして山に登るかしらって
いっつも思うの。登り切った時の達成感とかそこでしか見られない物とかがあるのは
すごく良くわかるけど・・・って考えていたけれど
やっぱり、いいな~ぁ。苦労した人だけが得られる幸せなのよね。
そ・し・て!
冷麺とステーキにじゅるじゅる~どちらも大好物。
でも韓国冷麺しか食べたことないの。盛岡冷麺も売ってるのは見かけるけれど。
最近の道の駅は素敵よね。わかるわかる。
投稿: kana | 2009年7月31日 (金) 18時23分
>kanaちゃん、こんばんは。
北アルプスのお山がダイヤモンドのような輝きの山なら、東北のお山はぬくぬくの優しさが溢れてるお袋のお山だと思います。
とにかく様子が優しい。あったかい懐にすぽんと収まるような感覚になりました。
山の良さは、自分の好きなように楽しめるところだと思います。最近はケーブルカーやゴンドラでかなり上まで運んでくれるお山も沢山あるし、高山植物やピークだけ目的としなくても、自分なりの楽しみを見いだせるところも山歩きの魅力かな。
冷麺ももちろんおいしかったけど、雫石牛のステーキは極上でした!ミディアムレアで焼いてあって、口の中でとろけました。
この日はお山で幸せ、お肉で幸せな1日でした。
投稿: 更紗 | 2009年8月 1日 (土) 00時47分