咳喘息
この4年くらい、秋から初夏まで2〜3週間おきに私は喉を壊していました。
喉が痛いなあと思っていると、半日ほどで言葉では言い表せないほどの痛みになり、鼻水、熱と症状が重くなって、締めは咳喘息。2週間くらいしてようやく咳以外の症状が治まると、また、喉が痛くなり半日ほどで重篤な症状へ移行……を繰り返していたのでした。季節があたたかくなると発熱まではしなくなるものの、咳の症状は改善しないまま喘息状態になり6月までたっぷり悩まされていたのですが、今年はなんとかそこまでひどい症状に悩まされずに済みそうです。
最近までこの症状は風邪とばかり思っていたのですが、どうやらアレルギーで発症したのではないかと気づいたのです。普通の風邪とちがうのは喉の痛みをひどくする鼻水の症状。普通の風邪のときは鼻がつまるか、鼻タレ小僧のように止まらなくなってしまうかのどちらかなのですが、先述の喉悪化の時は「後鼻漏」という大半の鼻水が喉の方へ流れてしまう症状なのです。この「後鼻漏」の破壊力は凄まじく、あっという間に喉がガンガンに腫れてしまいます。こうなると内科で処方される風邪薬はほぼ効きません。喉はもちろん炎症、おまけに副鼻腔炎もマックスに引き起こしてくれて、頭の中心に真っ赤に焼けた石が詰まったような感じで意識朦朧状態。すぐに耳鼻科に行って薬をもらっても1週間程度は復帰できません。
一体何がいけないのかと、毎年秋風が吹く頃から考えましたが、「後鼻漏」がカギになりネットでいろいろ検索したところアレルギーの鼻水の症状で多いのが「後鼻漏」のようだとわかりました。確かにアレルギー体質寄りでしたが花粉症の症状はきわめて軽いので、そんなに気にもしていなかったのです。
この冬はとにかくアレルギーが出そうなものに極力注意を払うようにしてみました。
ネコとカビは既に分っているアレルゲンですので要注意ですし、それ以外にもなるべくホコリを吸わないようにとか、黄砂に気をつけたりとか、スギ花粉の対策もしてみました。疲れがマックスにたまった昨年末から新年は同じ症状が出てしまい、冬休みを台無しにしましたが、それ以外では喉の痛みに悩まされる事はないまま桜の季節を迎えそうです。
しかし、危険領域を飛行しているのには違いなく、時々喉がおかしいぞ?という時があります。はやめに薬を飲んで、マスクをして、でもカビ対策のため加湿などはせずにむしろ除湿をするよう注意を払って生活しています。前夜喉の怪しかった朝は決まってクシャミの症状がひどくなります。起きてしばらくするとアレルギーの代表的症状「モーニングアタック」が始まり、クシャミ100連発。さすがにこの時は鼻水も出てしまい、時々両方の鼻の穴からダラ〜ン、ズルーン!と威勢良く飛び出してくれて、もう、なんだか、その、つまり……嫁入り前の女とは思えないような形相です。さながらギャグ漫画のキャラクター状態。
夏が嫌いな私ですが、気候が暑くなる事にはこんな状況も無くなるでしょう。
喉は大事な大事な商売道具ですから。
この冬は痛めないまま乗り越えられそうですわ。
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