ほぇ〜
な〜んか、この週末は休んでるぅっていう気分と、なんだかなぁ〜っていう気分がミックスです。
詳しく書いたところで仕方ないから書かないけど、オフィシャルな生活の部分でグッタリするようなことを感じ続け、疲れてしまってます。一方で試験が「あんな形」であっても終わったことにホッとしているのです。両極端で心安らかとは言い切れませんが、秋頃から落ち着かないでいた部分は解放されたみたいです。
金曜の夜、久々にホッカイダー2号と会ってお食事しました。
2号が留学した時の話になり、「英会話なら大丈夫でしょ?」って言ったら「なに言ってるの、 ホームステイに行ったのはもう20年くらい前だよ」だって。
二人で数秒、時間を遡る。
2号と私は高校で出会った。2号が短期留学に行ったのも高校生の時だ。
そうか、20年くらい経つわ……。
ライターの時、私の雇い主である社長 Yさんは「私はこんなロートル(死語)ですが、気持ちは10代、20代の頃となんら変わっていないんですよ、(私の本名)さん!」とよく言っていたのを思い出す。
Yさんはひとこと一気に言った後、最後に私の名前を付けるのが癖だった。
Yさんの言っていたことを身をもって体験する年になったのだわ。
初めて聞いたときに、イントロだけで涙が出ちゃった曲には、もうあんな風に心を震わせられないかもしれない。当時「意味わかんね〜」と言ってた曲や話に、目頭を熱くすることが増えた。
そもそも声を上げて泣くことなんてなくなったし、肉体的にも精神的にもひどい痛みやダメージを受けた時にも、むしろ声を押し殺し、飲み込むようになった。
声を上げたところで、届く先は………と考えれば声なんて上げられなくなるのだ。
これを強くなったというのか?
当たっているような、違っているような。
そうやってなんだかすっきりしない毎日を過ごしていても、10代のたった3年を同じ学び舎で過ごした友達とテーブルを挟めば、それだけでも安らぐもんです。
ちまたではロストジェネレーションと言われている世代の私たち。
結婚にも仕事にも希望を持ちにくく、それでも何かに希望を持ちたいとあがいている時間が多い世代。どんなに辛くても、今を受け入れ、その中で居心地の良さそうな場所を必死で探しながら毎日を過ごしている世代、そんな気がします。
どうでしょう?
もちろん一括りには出来ないけど。
ここに居たらいつか津波がきて頭からかぶって溺死してしまうんじゃないか、と思っていても、「今の環境の中から這い出る勇気」より「今の環境で努力する根性」のほうを取ってしまいがちな世代。そんな世代の私達も「今の環境の中から這い出る体力」が無くなってしまいました。
2号と別れて、「20年ねぇ……」と考えた。
あんまり変わってないなと笑った。
Yさんが言ってた言葉をまた思い出した。
80歳まで生きたとしても、Yさんの言った通りなのだろう。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 明けましておめでとうございます。ココログがhttps対応になっていた(2020.01.03)
- 目覚めよの声が...(宮田八郎さんのドキュメンタリーも観たよ)(2019.11.09)
- 夏休み最後の日(2018.07.16)
- だめかもしれない……自分で自分の人生を切り開く(2018.03.31)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント