大人
週末、ある友人家族のお通夜に出かけました。
ご家族と面識はありませんでしたが、お焼香をさせていただきました。お父様の長い闘病生活を支えていた友人とそのご家族。悲しみに暮れながらも、お母様を支え、お父様への最後の責任を果たす姿はとても立派でした。
「アラフォー」と呼ばれる年代の私たち。親を見送る年齢でもあるのだと思いました。自分ががんにかかってから、両親とよく死について話すようになりました。死生観から始まって、延命治療は希望するかどうかや生命維持装置を付けるか付けないかなどの具体的な事も。戦争など苦しい時代を生きて来た両親には、最後の日まで自由の利くカラダでいて欲しいし、時代が荒れずにいて欲しいといつも願っています。同時に、自分は家族の中で一番若いので、順番通りなら最後にあちらの世界へ行くことになるし、自分が死ぬときは独りだから(このまま未婚で子供も作らなかったらね)、私を看取ってくれる人がいないのが不安です。とは言え、いないものは仕方ないので、出来れば他人でも医療従事者でもいいので誰かに看取られて、布団やベッドの中でその瞬間を迎えたいと常々思っています。
そして家族を見送った後、独りで「その日」が来るまで頑張れる強さが欲しいとも思っています。今の私では、家族にもしもの事があっても友人のように立派に見送る自信もありません。
大人になるって意味にはこういう事も含まれているんですよね。
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