斜め読みですが
あるとき、ヨーカドーの本屋でしばらく立ち読みをした事がある。
ちょっと目を通すだけだったのに、とまらなくなってしまったという方が正しい。
平積みされていた 三浦綾子 著「塩狩峠」。
ストーリーは、下にリンクする先にも詳しく書かれています。死を賛美するつもりもなければ、信仰心を煽ろうなんて気持ちもありません。ただこの本に感動しただけです。……立ち読みだったけど。
しかも、実在のモデルがいてできた作品だったとは。愛知で生まれ、苦学して、苦労を重ねて家族を養い、北海道に渡り鉄道マンとして勤務し結納に向かう列車で起こる事件。彼の命を三浦さんは、聖書の一節になぞらえ、地に落ちてたくさんの穂を実らせた「一粒の麦」に例えたけどあまりに悲しい。
ウチの会社は、夏休みを交代で取ります。一昨年までは7月から9月までの間に取れば良かったのですが、去年から7月から8月までに短縮。既に夏休み争奪戦は始まっているのです。
ホッカイダー1号の私は、今年も北海道旅行にしようかな? と思う反面、ちょっと高い山に山小屋宿泊しつつ登ってみたいな……などと迷っています。
もし北海道に行くなら、最近ちょっと行っていなかった道央にまた行きたいな、なんて考えた。旭山動物園にもまだ行った事がないし。それと旭川には「三浦綾子記念館」もある。たまにはそういうものを見て回るのもいいかも……。それから塩狩峠。こちらにも三浦綾子さんが住んだ家を移築した「塩狩峠記念館」があるらしい。もし北海道道央旅行に決定したら訪ねてみようか……。
果たしてどんなお休みになるのやら。考えても結局どこにも行かず、家でのんびりかもしれない。既に休みの内の1日は定期外来で病院に行く事に決まっているし。
こうして考えているのが一番楽しい。
塩狩峠について紹介されているHPはこちら。
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塩狩峠 (新潮文庫) 三浦 綾子 by G-Tools |
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