洗剤について
かなり以前の話なんですけど、知人が家政科に学んだ人で、洗剤の研究を主にしていました。「家庭用洗濯洗剤の実験をしたら『アリ○ール』が一番落ちがいいという結果だった」と言っていました。その話が妙に印象に残っていて、なぜか洗剤買う時は『アリ○ール』を選ぶ事が多かったのです。
時は流れて、最近、ふとしたきっかけで「界面活性剤」について検索する機会があり、いろいろ読むうちに驚愕。『界面活性剤』とひとくちで言っても、自然界から由来する物もあり分解可能な物もありますが(つまり石けんね)、通常の合成洗剤に含まれるものは分解しないし、人間の皮膚からも吸収されて様々な病気の原因になる可能性があるようです。環境ホルモンの影響などという事もこれに含まれるとのこと……この部分を詳細に書くと、とても難しくて長くなるのですが、KIKKOさんのページに大変詳しい内容がアップされていましたのでリンクを張っておきます。
こちらの「Ecology」の『石けん』のページに詳細がまとめられています。是非ご覧になってみてください。
(それ以外のコンテンツも大変素敵です……ゆっくり読んでみてくださいね。)
……この他にも界面活性剤についてのいろいろなブログやHPを読みました。基本的にはあまり気にしすぎてがんじがらめになるのは良くないので、できる限り気をつけつつ、目くじらを立てすぎないようにと思っています。でも洗剤を選ぶときに容器の裏をみて界面活性剤がどれくらい含まれているかなどをきちんと把握するようになりました。
私は洗うもので洗剤を使い分けているので、棚には数種類の洗濯用洗剤が並んでいます。そのラベルを見比べてみると……
母が新聞屋さんからもらって来たあまり聞いた事の名前の粉洗剤は「洗濯用合成洗剤」となっており界面活性剤は15%入りでした。これが使い終わった時のために買っておいたエコを意識した「サラヤ」の「植物性Pow(パウ)」
は「洗濯用合成洗剤」で界面活性剤は18%入りだ。名も知らない新聞屋出身の洗剤の方がエコだったことが判明。同じく「サラヤ」の「arau」は「洗濯用石けん」なので界面活性剤は不使用。純石けん分30%となっている。これまで我が家で主に使われていた液体の「アリ○ール」に至っては当然「洗濯用合成洗剤」で界面活性剤はダントツの42%入り! 他の「洗濯用合成洗剤」の倍以上の量だった。だから良く落ちるのだろうか……しかしこれほど数値に差があるとは。少々ビックリです。
界面活性剤は今や洗濯用洗剤以外にもシャンプー、台所用洗剤、練り歯磨きなど、洗う物に関係なくあらゆるお掃除商品に含まれています。全てを石けんに切り替えるのは現段階ではかなり難しいので、当面は商品のラベルに気を配って購入や使用の上で意識する事を目標にするつもりです。
海外でも界面活性剤使用に付いてはナーバスになる人は多いみたいですが、土地によっては水の硬度が高く、石けんを使用できない地域もあるため、界面活性剤が有効な場所もあるそうです。しかし最近は界面活性剤不使用でも石けんではなく合成洗剤というものもあるようで、それらの商品を探してわざわざ購入されている方もいるらしい……日本ではまだまだ扱いが少ないようですけど。そういう商品があるならばどんどん出してほしい。
……とまじめに書いてきましたが、睡魔が断続的にやって来てます。
これ以上がんばって書いて分け判らない内容になると困るので本日はこの辺りにしたいと思います。
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