小さき花のテレジア
小さき花のテレジア 君に永遠の愛を誓おう
どこにいても 何があっても ゆっくり歩いていく二人の
美しき日々はいつまでも 流れる川のようにずっと続いていく
(小さき花のテレジア by KAN)
歌もいいけど、このタイトルになっている「テレジア」さんとは?
敬虔なカトリック信者の奥様をお持ちのKANさん、ご自身も洗礼を受けていらっしゃるようなので、きっと聖人なのかしら?と思っていました。
今年の夏、函館に行った折、偶然にもテレジアさんとご対面した私。
函館の丘に立つテレジア像
トラピスチヌ修道院を見学していると、一番奥に彼女は立っていました。説明書きを読んで初めて彼女がKANさんの歌うテレジアさんであり、そして聖人に列せられたとはいえ、その功績は奇跡をおこしたなどという華やかなものではなくとも、素朴な優しさでコツコツと信仰を貫き、24歳で夭折したという事実を知りました。
私は信仰を持ちません。元々猜疑心が強い部分も持ち合わせているから、一つの宗教を信じ続けるなんて到底できないと思います。反面絶対にできないだろうから、強いあこがれも感じます。何かを信じ抜ける事、それこそすごい事だと思うんだけどなあ。それと、人が信じるという心の動きが好きだから、いろいろな宗教についての本を読んだり、歴史を見たりするのも好きだし、興味があります。
「リジューのテレーズ」としてWikipediaに紹介されているテレジアさんの解説を読むと、その純真すぎる生涯に心打たれます。小さき道だろうが、大通りだろうが、それを貫く事こそ素晴らしく、また難しいのです。
私に道なんてあるんでしょうか? それすら見つからない「けもの道」の毎日ですが、なんとか踏み外さないように歩いていきましょう。
ちなみに、KANさんが歌う「小さき花のテレジア」は『遥かなるまわり道の向こうで』に収録されています。
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