ほとんどミステリーツアー2
ヨレヨレ……としている間に、もう10月10日。元体育の日だよ!
で、この続きの9/23のお話。
諏訪湖湖畔で目が覚めると、既に湖畔の周りはたくさんの人がジョギングやら、ストレッチやらをはじめていて妙に活気づいていました。湖上にはどこかの学生さんたちがボートの練習にいそしんでいます……レガッタというものでしょうか。細長いボートに数名が列になり、一糸乱れぬ動きでぐんぐんとボートを漕ぎまくっているのです。
私は昨夜、お巡りさん二人が優しく私の顔を「市民を守る正義の懐中電灯」で照らしてくれたおかげで、あまり良く眠れず、頭が朦朧としていました。
天気は曇り…あんまり良くありません。
それでもホッカイダーネオと二人、顔を洗い、歯を磨いて出発。とりあえず腹ごしらえということで、すぐ近くにあったマクドナルドで朝マックをいただいて、ビーナスラインに乗る事になりました。ビーナスラインに続く国道をひたすら走って行くと、標高はぐんぐんと上がり、気温はぐんぐん下がり、視界はどんどん悪くなり……霧ヶ峰に着く頃はほとんど目の前真っ白状態です。時折霧が晴れて景色が見えるのですが、またすぐに曇ってしまいます。気温は既に15度程度しか無く、かなり肌寒い状況。前日がジリジリとした日差しが降り注いでいたので、落差について行けません。……で、ここで疑問なんですけど、どうして霧ヶ峰の施設にある看板の「霧ヶ峰」はみんな同じ書体なのかしら?
これこれ。
なぜかどの看板もこの書体だったよ。
ま、そんな話は置いておき……途中、霧の中に何台かクルマが止まっている駐車場を発見。観光スポットらしかったので私たちも降りてみる事にしました。霧のせいで、観光スポットと言っても景色は全く臨めない状況でしたが、とにかく降りてみました。
見通しは最高に悪かったのですが、せっかくですから20分ほど木道を散策しました。霧に包まれた湿原は、それはそれは幻想的でした。音が全くしないのです。かなり遠くにいる小鳥の羽の音が響いてくるくらいの静けさ。霧の中にうっすらと浮かぶ池の水面を眺めて、おとぎ話に迷い込んだような錯覚に襲われました。
家に帰ってきて、この湿原の画像を見ると、晴れ渡っていたら想像もできないようなダイナミックな景色が横たわっていた事をしり、いつか晴れたときにまた景色を眺めたいと思いました。
クルマはそのまま美ヶ原高原へ出発。しかし霧はますます濃くなり、雨も猛烈に降ってくる始末……運転は「事故ったらどうしよう」という恐怖との戦いとなりました。とにかくどん詰まりが美ヶ原だ!という気持ちだけで走り、急に近代的な建物と駐車場に出たので「ここはどこ?」と見れば、フジテレビでおなじみの「美ヶ原高原美術館」の駐車場にたどり着きました。とりあえずトイレ休憩。
雨は土砂降り、霧で3メートル先は既に見えないほどの視界になっていたので、どれくらい美ヶ原なのかもわかりません。この後どうしようと、地図を眺めていたら、後ろの方から鐘の音が……おお!これはまさしく「アモーレの鐘」。フジテレビが11時に流す、あの鐘の音ではありませんか! でも音はすれど、一体どの辺りにあるのかなど一切不明。確認できず。
霧の中を緊張して走り続けたので、しばらく休んで、結局このまま「扉峠」を降りて松本方面に向かう事にしました。
……っていうか、なんだか信州の天気とどうしても息が合わない、私とホッカイダーネオなのでした。
ほとんどミステリーツアー3 最終回へと続く!
●今回あまりにも強烈な霧で、カメラを出す気にもなれませんでした。という事で画像はありません。霧に包まれた真っ白な状況をご想像しながら読んでくださいね〜。
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