ドブ板通り
お通夜に行ってきました。
明日(といっても日付変わっているから今日か…)の告別式には出席出来ないから、無理して会社の帰りに出かけました。
会場に行くのに、駅から「ドブ板通り」を歩くことにしました。
平日のこんな時間に、ここを通るなんて初めてなのでちょっと不思議な感じ。横須賀は子供の頃からずっと来ていますが、小さい頃のドブ板通りは、場末で大人でアメリカで淫靡で、ここに来ちゃ行けないと思わせる雰囲気が充満していました。数年前にドブ板通りは綺麗になり、道にはタイルが敷かれて、お店もアメカジやヒップホップ系のお洋服を扱うお店がたくさん出来て、ブラブラしても楽しい通りになりました。途中に、亡くなった叔父が良く来ていた鰻屋さんがありました。前から喪服を着た数人の女性とすれ違いました。会場はもうすぐ。
十字路で左を見たら、横須賀米軍基地のゲートが見えました。
叔父はこの通りを何度も歩いたんだろうなあ…。身内ですから、他人よりも近くて、感情がもつれるようなこともありました。ワンマンで面倒見がよくて、仕切るの大好きで、オレ様だった叔父がもういないんだなと思うと、寂しくなりました。ドブ板にこっそり買い物に来た時にも、叔父の家に寄ることはほとんどなかったのですが、それも申し訳ない気持ちになり、今度ここに来る時には、残された叔母に声をかけ、お線香を上げながら寄るようにしようと思いました。
棺に納められた叔父にさよならをして帰りました。たくさんいるいとこも、もう家庭を持ってしっかりやっています。私は叔父に結婚式に出席してもらうことはできませんでした。もしそうなっていたら、ダメ出しの嵐だったに違いありません(笑)。
つらかった闘病生活、叔父さんお疲れさま。今はきっと自由になったことでしょう。私たちを守って欲しいとは思わないけど、あちらの世界から私たち親戚一同をどうか間違った方向に進まないように、ダメ出ししてくださいね。
元気だった叔父の声が思い出されて、時々耳に響く夜でした。
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