ちょっぴりショック
日付が変わりましたが、今日(8日)入院している叔父のお見舞いに両親と出かけました。昨年11月に母と一緒にお見舞いに行っているのですが、そのころ父が体調を崩していたので今日は両親と3人で私が運転して出かけたのです。
あまり体調が思わしくないとは聞いていたけど、病室に入って、ベッドで横になっている叔父をみてびっくりしてしまいました。やせて小さくなった叔父が眠っていたのです。髪の毛はすっかり白くなり、ツヤツヤだった頬もこけてしまい、浅く短く呼吸している様子を見て悲しくなってしまいました。
どちらかというとワンマンな叔父だったし、11月にお見舞いに出かけた時とは別人になってしまった様子に初めは声も出ませんでした。
元々糖尿病の持病がある叔父は、今その症状が悪化してしまい、本来の病気の治療に移れない状況のようです。気が弱くなってしまった叔父。年齢からいっても覚悟をしても仕方ないのかもしれませんが、このまま気弱になって枯れてしまうのは残念でたまりません。もとのようにピンピンと元気になって欲しいとまでは望まなくても、せめて自分の意志を普通に聞き取れるくらいの声が出せるほどに回復して欲しい、本来の病気の治療が出来るくらいの体力を取り戻して欲しいと思い、「私の結婚式に来てもらわないといけないんだから、元気を出して!」と励まして帰りました。帰りのクルマの中で両親とともに、こうして一緒に普通に話したりクルマに乗って出かけたり出来る幸せが、どんなに大切かということを話しながら高速を走りました。
今普通に手元にある幸せが、どんなに壊れやすいものなのかということにはなかなか気づけないものなんですね。わかってはいたつもりだったけど、叔父の小さくなった姿をみて改めて思いました。病気、老い、死は誰にも平等にやってくるんだけど、自分や家族がそうなった時にうろたえずにそれらに前向きに対処できる絆を、もっと深めたいと思った1日でした。
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コメント
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確かに、何気なく暮らせてる幸せって忘れがちですよね。色んな想いから悩んだり落ち込んだりするけど、今日を健やかに過ごせてるって事を考えると取るに足らないことだな、と思います。
私も親孝行しないとなぁ~。。
投稿: bolero74 | 2007年1月13日 (土) 17時33分
おはようございます。
レスが遅れました〜。残業ばっかりなもんで、すみません。
bolero74さんは大丈夫ですよ、ちゃんとしっかりやってますもん。私なんか親に心配かけ通しで。やっぱり大きな病気したときに、親のありがたみと言うか、心底心配かけちゃったの目の当たりにしたから…こういう気持ちになれたのかなあとおもいます。病気がもたらすプラスな一面ですな(笑)。
投稿: 更紗 | 2007年1月16日 (火) 07時33分