骨折
私じゃないです。障害児の施設に入っている兄。
今日もやや遅めに地元駅に到着。雨に濡れたのも手伝って寒いこと……母は今日、施設に入っている兄のところに行ったのかな?などと考えていると携帯に母からの着信があることに気づいた。兄のところから戻る途中とのことで、駅で待ち合わせて、軽く食事をして帰ってきました。父も心臓の処置のため入院しているので、母も食事を済ませたいということだったから。
施設から夕方、足首を骨折したと連絡があったらしい。父が入院中で、明日処置(内視鏡による手術)があるため、母は兄のところへ行くことを迷ったが「心配しているより行った方が気が楽」と出かけたと言っていた。父にはこのことは内緒。施設に常駐しているお医者様の説明でも、どうして折れてしまったのか原因が分からないとのこと。外部からの力が加わったためなのか(踏んだ、とか)、栄養不足などから来る自然骨折なのか、はたまた発作を抑制するために常用している薬の副作用からなのか。原因が分からないことには対策が打てないし、施設の方々は皆さん申し訳ありませんでしたと謝っていたとのことですが、なってしまったものは仕方ないとしても再発防止のために原因は特定しなければいけません。
がんの場合なんかだと「セカンドオピニオン」をとって別の医師からアドバイスをもらえるけど、こういうケースの場合はどうなのかしら。一応レントゲン写真、直近の血液検査の結果、常用している薬についての資料を借りて来て、他の病院に聞いてみようかという話はしていたのだが……。この件がある程度明確になるまでは、母も心配だろうなあ。
先日誕生日を迎えて、またひとつ歳を重ねた母。気苦労が耐えないなあと心配しつつも、反面頼もしく思えたのでした。ホント、無理して欲しくないです。
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コメント
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私も一度骨折したことありますよ~。肩と腕の関節。その時はスノボでこけたんですけど、すっごい痛かったです。。
原因がわからないって、コワイですね。 お医者さんって意外と無責任な人が多い気がします。。て、更紗さんの方が詳しいかな。
早く治るといいですね。
投稿: bolero74 | 2006年11月18日 (土) 23時09分
>bolero74さん、ご心配してくださってありがとうございます。
長兄は重度の障害を持っているため、歩くことはもちろん話すことも出来ないので、いつ折れたかとかわからないのは仕方ないんですよ。
調べてもらって、やっぱり外的な力が加わって折れたらしいということがわかったので、今は事故の再発防止と治療を担当の方に良くお願いして、静観するという事になったようです。
施設に入るまではほぼ100パーセント両親が介護をしていました。施設に入れることに私たち家族に抵抗が無かったわけではありません。両親はもっともっと葛藤があったと思います。長兄が施設に行くことで両親、長兄ともに、肉体的負担は軽減しても、精神的に負担になるのではないかと私は当時かなり心配しました。
ようやくこの生活になじんで来たので、正直ショックでしたね。でも家庭内で介護をしていても事故はある訳で、長兄もこういった他者との接触での事故を経験するということはある意味「社会に参加した」という事かな…なんて解釈をするようにしています。
後は早く怪我が治ってくれればそれが一番です。
医療に関していえば、医療に限らずだけど、人で始まって人に帰結する業務や仕事ってとても難しいと思っています。これに技術の要素が加わると、技術とコミュニケーションの両方が長けていないと仕事がこなせなくなる。コミュニケーション能力は数値で出せないし、どんなに長けていても、対する人が著しくコミュニケーション能力の無い人だったりすれば、さらに難しくなる訳で。
これからの世界、コミュニケーション能力が長けた人が増えることが、穏やかな世間を作ることだと思う。どうやったらそうなるのかが難しいところですよね。
投稿: 更紗 | 2006年11月19日 (日) 11時18分