いき遅れのヘタレ愚痴
年齢を重ねると、今までどうでも良かったことが気になって仕方なかったり、今まで気になって仕方なかったことがどうでも良くなります。今まで嫌な奴と思っていいたキャラが、嫌だけどちょっと気持ちがわかるとなったります。
どれが黒でどれが白なのかよくわからなくなってグレーだけど許してもいい、というゾーンが拡大します。
……とそんなことを再認識しました。それはラジオで「東京ラブストーリー」の話をしていて、パーソナリティの人が『子供の頃、さとみのキャラが許せない! リカがかわいそうと言ったら、母親が、さとみちゃんの気持ちもお母さんわかるわ〜と言っていた』と語っていたのを聞いたから。私は内館牧子さん脚本「思い出にかわるまで」に当時放送途中からハマり、最終回までほぼ欠かさず観ていて、ラストにどうしても納得いかず、しばらく憤慨し続けたことがあります。
なぜ石田純一は今井美樹があんなにも好きなのに、妹の松下由樹と添い遂げることを決意し、二人偶然再会してもあんなにも穏やかにできるのだろうか! 納得いかん!! ってな具合。でも今なら納得ができる。まあやや穏やかすぎるかな?とは今でも思ってはいたりするが……。
そして今、さらに、できれば自分は奪われる側のキャラは私生活では体験したくないな〜。今井美樹のようなキャラはつらいね〜。なんてのんびりとした見方もしたりする。姉の恋人を略奪しても愛され続ける松下由樹的キャラが望みだが、自分なら迷いや罪悪感から幸福にはなれないだろうなあ…ああいうキャラはどこまでも力強くいないと遂げられないのかもしれん、ある意味そういう強さが魅力なんだろうなあ……なんて分析。
……そんな分析はどうでもいいのだ。
あまりにも自分には何もない。(いや、無くもないがこんな所でぶちまけても誰が見ているかわからんからやめているだけ! ということにしておいてください。)
キャリアウーマンなんて言葉も似つかわしくない職場で、ちまちまと仕事をしていることに少々疲れています。未来を自分が切り開けそうな枠が予想できてしまうと、誰かと一緒に切り開きたくなります。それを甘えと世間ではいうのか…確かにそうともとれるのかもしれませんが、最近はそういうヘタレな自分も許してあげないとつぶれてしまいそうです。
……生活かかっているからつぶれてもいられんし、まあなんとかやりくりするんでしょうけどね。
のほほ〜ん。
今週もきっと残業続きになるんだろうなあ。
さあ掃除掃除。
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