民家園
今日は日本民家園に行ってきました。
小学生のころ行ったきりなので、かなり久しぶりでした。大人になってから来てみると、すごいところだなあと思いました。丘陵地帯に沿って移築してきた古い民家が点在していて、坂の上から眺めると、茅葺き屋根が何棟も見えて自分がタイムスリップした感覚になりました。それぞれの家は戸口から入って中の様子を眺めたり、靴を脱いで床の上に上がり込んでもいいお家もあります。茅葺き屋根を保護するためにも、定期的に囲炉裏に火を入れて内部をいぶしているお家もありました。天井が高く、薄暗い部屋から外を眺めると、格子の向こうにピンク色に咲き乱れる百日紅が見えたり、散り残りの桜の花びらがどこからともなく風に舞って来て、とても美しいものでした。
途中、合掌造の建物の一部で休憩できる場所があり、ちょっと飲み物を買って戻ると、一緒に出かけた連れがパンフレットを眺めている姿を窓から差し込む日射しが浮き上がらせていました。日本家屋が生み出す光と影のコントラストの美しさをはっきりと感じた一瞬でした。昼でもあんなに暗いのだから、夜になれば室内の闇はかなり深いことでしょう。妖怪や怪談が生まれた理由の一端が分かった気がしました。
この施設は大きな緑地の中にあるのですが、同じ敷地に美術館やプラネタリウムもあるので、今度はこれらの施設を覗いてみたいなあと思います。
今回のテンプレートですが、実は大変気に入っています。
下までスクロールすると出てくる景色が更新するたびに3種類で変わります。どの景色にもちょっとした思い出があり、しみじみとした懐かしさを感じています。時々下までスクロールしてみてね。
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