和服
昨日母と散歩に出かけました。
目的のない散歩。どこに行こうということになり、元町まで出かけました。
ただし二人で和服に着替えて。
時々こうして母と歩きます。母は薄いブルーの紬。私は濃紺地に紅梅白梅の小紋。神奈川県の桜開花の基準と鳴る元町公園は開花宣言が出されていただけあって、ちらほらと桜が咲いていました。数日すれば見事に咲きそろうでしょう。楽しみです。
一方庭先にある梅の木は、私の着物のがらと同じように満開に咲きほこっていました。
和服が好きになったのはやはり母の影響でしょう。そして、一時母が体調を崩したときに、どうにか元気づけたくて母の好きな事を一緒に楽しめるようにと、私も呉服屋さんを覗くようになりました。母と連れ立って呉服屋さんに行くと、いろいろな事を教えてくれて楽しいものです。それまで和服の種類なんてよく知りませんでしたが、最近はちょっとばかり詳しくなりました。始めの頃はどうしてもきらびやかな柄に目がいって、振りそでをずいぶんと買いました。その後は小紋、最近は白い紬が欲しいなあなんてだんだんと贅沢になってきてしまいました。私が入る呉服屋さんは、いわゆるリサイクルショップがほとんどです。リサイクルといっても、それまで大切に大切にされてきて手放した品物が多いので、痛みもすくなく、また多少の痛みすら愛しく思えることもあるくらいです。丁寧に縫い上げられた着物、今ではなかなか見ないような地紋の着物などに出逢うと、一体どんなひとの晴れの日を飾ってきたのかと思います。
さて私の梅の小紋も、もう季節が過ぎ、出番はまた来年になると思います。今度は何を着ようかな。そして次の目標は自分で帯を結べるようになることなんだけど…難しいんだよねえ。
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