遠くへ行ってしまいたい
また最近、北海道の旅行パンフばかり見ている……。
遠くへ行きたいのです。
職場にはまあ、なんとか慣れつつはあるんですけど、とにかく落ち着かない場所で、精神的に追い詰められている感があるのです。建物は絶えず揺れるし……。発狂しそう。
真っ白な白銀の世界にを窓の外に1日中眺めていたら、気分も休まる気がしているのですが、どうでしょう?
先日もブログに書き込みましたが、甥の誕生日に贈った本は『チョコレート工場の秘密』と小泉八雲の『怪談』。本を買う時に、ぱらぱらと読みましたが、『チョコレート工場の秘密』は名作ですね。面白い。ちょっとブラックユーモアもあって、チョコで言えばビター味でしょうか(笑)。私は前半の方が好きです。主人公と家族(特におじいさんとおばあさん達)との触れあいの場面がとても素敵だし、キャラクターがいきいきしています。おとぎ話なのに、家族愛や躾の問題等、普遍的なテーマが盛り込まれていて、かなり道徳的な部分もあるのに、嫌みがない。特に貧乏だけど家族の愛に包まれている主人公と、お金持ちだけど孤独で人を寄せつけないチョコレート工場の経営者のワンカが、一緒に迎えることになる結末には、善良な心はどのような境遇にあっても育むことができると信じさせてくれます。映画『チャーリーとチョコレート工場』は来月にDVD化だそうです。観てみよう!
小泉八雲の『怪談』は御存じの通り、日本に伝承されてきた怖い話を集めたものです。日本特有の湿り気のある恐怖を、異国の地からやってきたラフカディオ・ハーンがこうしてまとめたことに、彼が日本に寄せた愛を感じてしまいます。
どちらも児童書売り場のものですが、大人でも十分読みごたえのあるものです。
今私が読みたいのは『博士の愛した数式』。本の存在はかなり前から知っていましたが、まだ読んでいないのです。マイナー思考の私は、どうしても書店の全面に大々的に平積みされている本を買うのに抵抗があって……バカですねえ。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 明けましておめでとうございます。ココログがhttps対応になっていた(2020.01.03)
- 目覚めよの声が...(宮田八郎さんのドキュメンタリーも観たよ)(2019.11.09)
- 夏休み最後の日(2018.07.16)
- だめかもしれない……自分で自分の人生を切り開く(2018.03.31)
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 沈黙(2016.12.27)
- 金欠なのに新刊買ってしまった。(2012.11.17)
- ネットって凄いな。そして人生いろいろだよな。(2012.08.26)
- 日本じゃイブの日で終わってる気がするんだが(2011.12.25)
- 外来と上咽頭炎について(2011.10.21)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント