夏旅・道東 1日目(9月7日)
簡単な旅行記でもと思い、その1を書いてみます。もうやや眠いので支離滅裂の説明ですが、これから北海道に行きたいなという方はご参考に(…なるかわからんが)。<あまりにも駄文だったので、後日修正しました>
1日目:羽田空港-オホーツク紋別空港-サロマ湖 鶴雅リゾート・泊
台風が来ている…飛ぶのか飛ばないのかとドキドキしながら当日を迎える。溜め込んだ日常の疲れと、晴れ女パワーをだし続けている疲れで、もう限界…。
起きてすぐに外を見ると、小さく飛び立つ飛行機が見えたので、「行けるかも」という気持ちでタクシーを拾い羽田へ。飛行場が近付いて来た頃、カーディガンを家に忘れたことに気付くが、まあ大丈夫だろう、どうしても寒ければ途中で買えばいいや…まずは行けるかどうかもわからないし、と思いながら出発ロビーに到着。
オホーツク紋別空港行きは欠航とはなっていないので飛ぶ模様。ホッとする反面、揺れるかもしれないと言う気持ちが強くなる。実は飛行機が好きな反面、恐がりの為、揺れたりすると恐怖におびえて到着するころ体中が痛くなるのだ(ダメな私)。酔うかもしれないとも考え、空港の薬局で酔い止め薬を購入。
今回の飛行機は小さいので(BOEING 737-500 愛称がスーパードルフィンというらしい。エンジン横のイルカの表情はちょっと神経を逆撫でする顔…)、バスで機体の横まで行きタラップで乗り込む。ワーイ!一度この方法で乗ってみたかった!!タラップを登る前に、乗り込む飛行機と空港に停まっているたくさんの飛行機を撮影。スゴイスゴイと感激。その興奮のまま、飛行機に乗り込む。
ゆっくりと機体が動きだし、私は窓の外にいる整備士さんに手を振りながら滑走路へ移動。この時の気分の高揚感は何度経験しても、なんとも言えない感覚。ただ、整備士さんに本当に感謝の気持ちが涌いてくる。
そして飛行機は滑走路を一気に走り大空へ。大きく東京上空を旋回し、羽田、お台場、千葉と見下ろしながらグングンと上昇したのでした。
思っていた程、飛行機は揺れずあっという間にオホーツク紋別空港へ。天候は雨。
そしてタラップを降りたら、寒ッ!カーディガンを忘れて来たことを激しく後悔。薄っぺらなワンピースに風は冷た過ぎ。連れのホッカイダーネオはサンダルにTシャツ、短いパンツスタイル。私達は明らかに浮いていた。恥ずかしい気持ちすら涌いて来る。そうここは秋モードなのだ。
レンタカー会社のカウンターでツアーに付いて来るクーポンやらチケットやら地図やらを受け取る。たくさんあって、大変。トドメはツアーオリジナルのワンショルダーデイバッグ…。ところがコレが結構後で活躍することになった。しかしこの時はがさばって面倒。一通り受け取ったら、係の人が
「大きな傷は無かったので、ここにサインをしてください」
と言う。一緒にチェックしなくていいのか?後で、傷があったと言われたら私の全責任か??と思いつつも黙ってサインする。「ではあそこにクルマがあるのでどうぞ」と指差す方向にうす緑のフィットがあった。
そそくさと乗り込み、一路サロマ湖へ。
景色はどんより。雨脚はどんどん強くなって来る。上陸できたものの、北海道に来た実感がわかない。
本当はサロマ湖展望台に行って、サロマ湖を一望したあと、ワッカ原生花園を自転車で回る予定だった。サロマ湖の突端に涌く「ワッカの水」をグビグビ飲みたかった…私の脳裏には実現されないであろう予定が駆け巡っていた。いやいやいいのだ、来られただけ良しとせねば。もし飛行機が飛ばなかったら、今頃部屋でふて腐れて寝通しているか、誰かれ構わず電話して愚痴っているかだ…周囲の方々の為にも来られてよかったのだ、と自分に言い聞かせる。
途中、道の駅に通りかかるので2回ほど休憩。寒いので上に引っ掛けるものを探すが売っていない。到着時にもらったクーポンの中に「道の駅 おやつクーポン」があったのでチェック。最初の道の駅ではソフトクリームがタダだった。頂くが寒くておいしさは半減。もうひとつの道の駅ではホタテ2個タダだった。売店でクーポンを出しホタテを頂く。売っているおじさんの北海道弁を聞いて、ようやく少し北海道に来た実感が涌いて来た。お土産屋のテレビから台風情報が流れ、追いこしてきた台風が夜半から猛威を振るいそうな気配。翌日の天気も期待できそうにない事を予感させる。気温も低く寒い。またクルマに乗り込みホテルに向かう。途中で引き続き上着を売っていそうな店がないか気にしながら走る。しかしそんな店など全くなし。「ユニクロ」で買えばいいや、なんて思っていた自分が甘かった…。
結局その後はクルマから降りることもせず宿泊するホテル、サロマ湖 鶴雅リゾート(http://www.s-tsuruga.com/)に到着。
温かくフロントの方に迎えられ、ようやく気分が和む。ウエルカムドリンクの山ぶどうジュースを頂く。温かいおしぼりも出てきた。ミントの良い香りがする…リラックス。そして今日のお部屋へ。
大きな窓からサロマ湖が一望!キャー素敵!のはずが…やっぱりどんよりだ、ウ〜ム。こういう天気だと、なんだか荒涼として気持ちが荒む。当然憧れの『サロマ湖に落ちる夕日』なんぞ見られるはずも無い。シクシク…。
気を取り直してお風呂に行こうということになる。そうそう、このホテル、お部屋のカギをふたつくれるのだ。これはとても便利でした。ひとつしかカギがないと、ホテルで一緒に行動しないといけないことになるので、どちらかがお風呂、どちらかがおみやげ見たい!なんていう時に、部屋に戻るタイミングが難しかったけど、これなら心配せずに気が楽。他のホテルでも是非サービスに取り入れてほしいと思いました。
お風呂は湖一望の露天風呂があってとてもリラックスできます。雨が降っていたけど、露天はやっぱり気持ちよかったです。
ひと風呂浴びて気付けば夕食の時間。レストランへGo!
ビュッフェスタイルですが、なかなかのお味でした。和食、洋食と食べきれないくらい色々な種類のお食事が用意されていて、どれもおいしい! 名産のホタテのバター焼きもおいしかったのですが、ステーキがとてもおいしかった!やわらかくてジューシー。ようやく気分が乗って来た私達は、お昼もまともなものを食べていなかったこともあり、ガツガツと食事を頂きました。内装もとても素敵。しかも途中、外国人のアーティストの方がバイオリンの演奏をしてくれて雰囲気もよかったです。デザートに数種類のケーキもあり、小さなサイズでしたがおいしくて、もうお腹いっぱいなのに食べたくなり、食欲を押さえるのに苦労する程でした。
後から考えると、その後はほぼ魚介類ばかり食べることになったので、この時に牛肉を食べまくったのはある意味バランスが良かったのかもしれない…。
寝る前にもう一度お風呂に入る。帰りがけにラウンジでハーブティーを頂くことにする…食べ過ぎて胃もたれしそうだったので。ホテルのラウンジなのにハーブティーの充実ぶりにも驚きました。すごい数。結局ブレンドをしたものを頂きましたが、「ボタニカルズ」(http://www.botanicals.co.jp/)のハーブティーだと思われます。サーブしてくれたお姉さんも可愛くて、それでいて素朴で好感が持てました。足の調子が悪いといって片方の足を引きずっていたので、私も足に傷を持つ身でお互い膝の痛みについて話したりしました(老人のようです)。
次の日のお天気を気にしつつ、雨音を聞きながらサッポロクラシックを飲んでベッドに入りました。
2日目に続く…
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投稿: 温泉口コミマニア | 2006年11月18日 (土) 12時43分