夏旅・道東 2日目(9月8日)
2日目
ホテル出発-サロマ湖展望台-網走監獄博物館-オホーツク北浜駅(喫茶店・停車場)-オシンコシンの滝-ホテル季風クラブ知床・泊
翌日、窓をあけると風が強いものの快晴。しかも雲間に虹が出ていました。ここに来て晴れ女パワー炸裂。昨夜もそんなにとびきり激しく雨が降ったと思えないし、やはり私の周りはあまり影響を受けなかったのか?
(写真ではちょっと虹の色が薄いので分かりにくいかも。)
サロマ湖から網走を経由して、知床へ移動予定だが、少し戻ってサロマ湖展望台に行ってみる。
絶景です。オススメできます。
クルマで上まで登れますが、途中から道がダートになり、対向車とすれ違えないような細さになります。じんわり汗をかきながら、ヨロヨロと運転する私。しかしこの後の旅ではもっとすごい道をたくさん走ることになろうとは、その時は思っていませんでした。
その後一路網走へ。
途中途中に点在する湖を眺めながら進みます。ちょうどサンゴ草が色付き始めていました。盛りになったら壮観だと思います。
どの湖も前夜の雨で増水していて、まさに満々と水をたたえていました。怖いくらい…。
約1時間強で「網走監獄博物館」に到着。
前から見学したかったところなのでワクワク! 入館料は大人1000円ですが、ツアークーポン1枚でOK。
うーん、なかなか勉強になりました。網走刑務所が立て替えになる時に、いろいろな建物をここに移築したので迫力も満点です。受刑者の様子などが人形によって再現されています。北海道の道路が良いことの背景に、受刑者によって切り開かれた背景があることは知っていましたが、その苦労を正しく理解することができました。明治の頃の時代ですから受刑者の中には無実の方もいらしたかも知れません。そのことを考えると、胸が痛みました。
たくさん写真を撮りましたが、あまりに人形の表情がリアルなので、写真にするとぎょっとして心臓に良く無いです。…というわけで現在「元旦に受刑者に出される食事」というのを選んでみました。
本来の予定は知床にダッシュで行って、クルーザーで海から知床を堪能する予定でしたが、波の荒れっぷりを見ると、とても船が運行しているとは思えなかったので、たっぷりと網走監獄博物館を見学。
その後一路知床へ。
途中、単線を走る1両編成の列車と平走。とても可愛い電車。チョロQみたい。抜きつ抜かれつの「チキチキマシン猛レース」状態(といってもスピードを出している訳では無い)となる。ちょうど「北浜」という駅が海沿いで素敵だったので写真におさめました。
知床も近付いて来て、海岸線を走り続ける。波は台風の余波がまだまだ残っていてかなり荒れ模様。前日もサロマ湖に落ちる夕日を見損なったので、今日は是非とも夕日が見たいなあと思いながら運転を続けているうちに「オシンコシンの滝」に到着。国道のすぐ脇にこんなスゴイ滝があるなんて、なんだか感動。知床の雄大さのプロローグのよう。(滝近くのおみやげ屋にいた野良猫ちゃんも撮影)
夕方、2日目の宿泊先 季風クラブ知床に到着。早めに着いたのでチェックイン後にも周辺を散策。プユニ岬にいって、ウトロの街を眺めました。
その後、海産物店を数件見て回った後ホテルに戻りました。
夕食前に部屋から外を見ると、雲間に太陽が…やっと水平線に落ちる夕日を見ることができました。綺麗。
最後の幽かなあかりが落ちる時には、ジュ…と音がしそうなくらいの赤い色をしていました。
夕食はオイルフォンデュ(いわゆる天婦羅)です。それとメインのお魚を羅臼産のホッケかマスかが選べます。私達はそれぞれ1匹ずつ頼みました。私はマス(シャケね)を頂きましたが、臭みが全然なくて肉厚でおいしかったです。
夜、ランタンを借りて小さな貸しきり露天風呂へ。脱衣所と露天風呂の灯りを消して、ランタンだけの灯りで湯舟に浸かりました。見上げると満点の星空。うっすらと天の川も見えます。この前プラネタリウムに行ったばかりなのに、どれが夏の大三角形だか、白鳥座だかすっかり忘れてしまいましたが、とにかく星がたくさん見えて怖いくらいでした。夜空は東京も知床も同じはずなのにね。
明日は知床を今日できなかった海からの観光する予定。船が出るかなあと思いながら眠りにつきました。
3日目に続く……。
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