甘酒オ・レ
あんまり好きじゃないのに年に一度くらい無性に飲みたくなる甘酒。
数日前、その発作は突然やって来た。
あまり立ち寄らないスーパーに醤油を切らしそうなのを思い出して行った時の事。レジの脇に「おつとめ品」が山積みになっていた。ちょっとのぞいたらそこに甘酒が。おいしい麹を使っているらしい。元値は少々高めであったが、3割引きになっていた。
いつもなら絶対に買わないのに、即買い物カゴに入れてお会計。
家に帰り小さい鍋に入れてあたためるが、なかなかあたたまらないので、ちょっと別の事をしだすと一気にあたたまったかのように鍋から吹きこぼれてくれた。牛乳あたためても吹きこぼすから注意していたつもりだったのに。しかもこぼれた後が猛烈にベトベトです。
それでも発作が続いていていたため、あたたまった甘酒を大きめのマグに注ぎ飲む……が、熱っついのなんの。とても飲めたもんじゃありません。スプーンですくってフ〜フ〜して飲んでみる。おいしい、しかし、なんか私が考えていた甘酒の味がしません。
なぜ?
普段飲みつけていないから何が違うのかわからない。たぶん私が基準とする甘酒は、初詣に行ったときに思わず買ってしまう甘酒をイメージしている。しかしその味はその場の雰囲気もミックスされているため舌でおいしいと思っていないのだ。あくまで感覚的においしいと感じているので、どの味に合わせたらいいのか全くわからない。これまでも発作的に甘酒を買って来たが、これほどまでにイメージと離れた味というのもめずらしい。
甘酒が発作的に飲みたくなったのに、期待はずれな味がしたのでショックを受けながらも考える。……なぜなんだ。今回買って来た甘酒がこれまでに比べて高級だったからか? 確かに初詣の甘酒を飲むときは、寒いし疲れているし味なんてよく考えなくてもおいしく感じた。初詣の甘酒はもっとジャンキーな味だったかもしれない、もしかしたらあの甘酒は、ダブダブのお粥に砂糖を入れて日本酒で割っただけかも……と妙な方向へ妄想の翼を広げる私。
ええい! こんなことなら違う味にしてくれよう! と冷蔵庫を開けて甘酒に牛乳を投入(多く買いすぎて賞味期限が迫っていたので)。
すると、これが以外にもとってもおいしかったのです。味としては不二屋のミルキーをドリンクにしたような感じ(実際ミルキードリンクってあるみたいですが、飲んだ事なし)。おいし〜、おいし〜とグビグビ頂きました。
発作、鎮静。
しかし今度は、ミルク甘酒のみたい〜という発作が起きそうです。
ネットで「甘酒 牛乳」で検索すると、実は昔からある飲み方なんですね。知らなかった。
お肌にもいいので女性の方はお試しあれ。
♪オ〜レ〜 ♪オレオレオレ〜
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