自動精算機に励まされる
あさっては外来です。
検査結果を聞きに行くのです。は〜。毎回どきどきだわな。
1年くらい前からでしょうか、かかりつけの病院では会計が終わると自動精算機でお支払いをする事になってます。はっきり言って缶ジュースの自販機とあんまり変わらない訳ですけど、清算が終了すると、そのマシンが喋るんです。
「お大事に」
って、言ってくれるの。
この「お」が何とも言えない鼻にかかった声で、妙に耳に残って気持ち悪い。
何度聞いても気持ち悪い。
そして、必ず、100パーセント私はつぶやく。
「はい、ありがと。機械にお大事にって言われちゃったよ」
やっぱり変。
デカデカとモニタも付いているから、画面に「お大事に」と巨大に映してくれる方がこちらも自然に受け入れられる。
あの違和感は何から来るのかと思ったが、おそらく声は生きた人間の肉声を録音しているので、無機質な機械から変に生命力の痕跡がある声が聞こえるのが不自然なんだろうと思う。
あさって、また機械に言われるのかぁ…お大事にって。
そしてまた「はい、ありがと。機械にお大事にって言われちゃったよ」と返すんだろうな。あのやりとりは気持ち悪さを祓う儀式みたいなものだろうな。
「入院・外来・検査そしてつぶやき」カテゴリの記事
- 左顔面膨張(2017.12.16)
- 10年以上ぶりに入院したり、お医者さんと話して思ったこと(2017.12.15)
- 歯茎に完全埋没の最後の親知らずを抜く 2(2017.11.29)
- 歯茎に完全埋没の最後の親知らずを抜く 3(2017.12.06)
- 悲しい(2017.06.23)
コメント