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2006年9月30日 (土)

2006年・晩夏の旅 雨の八方尾根(その4)

Img_0575_1 Img_0577_1 いつまで続く、旅報告!
9月13日、一泊旅行なんてあっという間です。雨は降りっぱなし。観光は望めないのでガイドブックを見て何となくプランを考えつつ、とりあえず松本方面に国道を走ることにしました。行きは深夜にクルマを飛ばして来たので景色は全く見えず。帰りも曇り時々強烈に雨降りなんで、景色はほぼダメ。
ホテルをチェックアウトして最初に向かったのは、白馬駅からすぐにある「白馬 宮島工芸館」です。木彫作家 宮島勝氏の私設工芸館で、ガイドブックに載っていた展示作品の写真がなかなか素朴で素敵だったので訪ねてみました。わかりやすい位置にあるように地図では理解できていたのですが、実際クルマで行ってみると…ここで本当にいいの?と思いつつソロリソロリと走ると看板発見! 矢印に従って入ってみると個人のお宅のお庭のようなところなんで「本当にいいのか?」とびくついていると、工芸館の前のお宅の2階からおじさんが「こっちこっち」と手招きで誘導してくれた。クルマから降りると、そのおじさんが工芸館の鍵をあけ、電気を点けてくれて…もしやこの方が宮島さん? そうその宮島勝氏でした。「ゆっくり見て行ってください。この建物も全部私が造りました。このドアも、こういった細工も彫ったの」って本当ですかっ!? 
Img_0477 Img_0479 中には宮島さんが作った作品の数々、作品や工芸館が完成するまでの写真なども自由に閲覧することが出来ます(アップした画像ブレブレです、ごめんなさい)。2Fには宮島さんと同じような木彫作家の皆さんのいろいろな作品や、切り絵の展示などもありました。なんせ建物自体も作品だけど、中にあるテーブルや椅子や書棚も全部宮島さんが作ったもの。大きな木のテーブルがあるのですが、同じ幹から取れた木材で作った作品なので2Fにあるテーブルも同じ形だったり……つまりものすごく太い幹から木を切り出して材料にしたことが確認できる訳です。宮島さんは私たちのようなズブの素人にもそういうことを、口調は少しぶっきらぼうだけど親切に温かく教えてくれます。過去にご自分が取材を受けた雑誌も閲覧できて「ほら、この木がこのテーブル」と言って指した写真を見て、思わずホッカイダーネオが「あ、若い」と思い切り正直で失礼なコメントをしても豪快に笑っていらっしゃいました。それぞれの木の特性や、色や、固さなんかも教えてくれながら鑑賞する作品は、とても身近で道具としての親しみやすさも持ち合わせています。一通り見せていただいて1Fに戻ると、奥様もやって来て、お茶とお新香を出してくださり、しばし談笑。飼っていらっしゃった賢いワンちゃんの話や、現在4匹いるニャンコの話も飛び出して、何とも楽しい芸術鑑賞になりました。冒頭の写真は工芸館で購入できる宮島さん作の木の葉をかたどった木彫スプーンです。濡らしても大丈夫とのこと。色合いも素敵で、裏側には人の手で彫った感じがしっかり出ていて味があります。

宮島工芸館を後にして、次に向かったのは「道の駅 白馬」。もちろんおみやげ物色のためです。道の駅に立ち寄りながらの旅は楽しいですね。気兼ねないし、その街の特色がそれぞれ出ていて飽きません。みんなの顔を思い浮かべながらおみやげを購入。小腹が空いたので白馬豚で作った豚まんを頂きました。豚まんと言えば、私の中で「横浜中華街の特大豚まん」なんですけど、ここの豚まんは小龍包よりは大きめの小型豚まんです。でも中に入っているお肉はサイコロ型に切られたしっかりした豚バラ肉。挽肉ではないんです。小さいけどしっかりお肉の味がしてとてもおいしかったです〜。あ〜また食べたい。Img_0485その後はダラダラとドライブしながらひたすら南下。途中青木湖に立ち寄ったりもしましたが、景色を少し眺めるくらいで、ダラダラと走り続けました。

穂高駅付近で松本には何時頃に到着するのかなと思いつつ、ふと目をやると道の脇に「大王わさび農場」の看板が。わさび田か、水がきれいで、整然と植わっているんだろうな〜という漠然としたイメージしかなかった私。本物見とくかねと突然思い立ち、「わさび農園寄っていい?」とホッカイダーネオに聞くと、「もちろんっ!」と即答していただいたので、ハンドルを左に切りました。
細い道をゆっくりと進むと、右側に何やら古くて大きなお屋敷が…寄ってみましょうということになり併設駐車場へ停車。
Img_0487 Img_0499 このお屋敷は「等々力家」という本陣のお屋敷。広大な敷地、というほどではありませんがコンパクトな敷地の中に、素晴らしいお庭と歴史を刻んだ建物がどっしりと佇んでいます。ひどい空模様になっていたので、観光客もほとんどなくてシンとした館内は年月の重みを感じさせました。お屋敷も素晴らしかったのですが、私が良いなと思ったのは受付のお姉さん(おそらく地元の方)。入館料を支払う時に、簡単明瞭にこの建物の説明をしてくれて、それが簡潔なのにとてもわかりやすいのが良かったです。おまけに出る時にも「門の右手に百姓一揆の時に付いた刀傷がありますので見て行ってください」と言われ、最後まで手抜きなしの説明は、この土地に注ぐ愛情が感じられました。
「等々力家」を出た後、地図を見ながら「大王わさび農園」へ向かいました。安曇野の景色は、晴れていたらそれはそれは素晴らしかったのでしょう。雨でも黄金色に染まる田んぼは美しかったです。そして「大王わさび農園」に到着。
彦摩呂風に言うなら『わさびのテーマパークや〜』って感じです。
Img_0503 Img_0505 Img_0507 広大な敷地内には信じられないほどきれいで透き通った水の川が巡らせてあり、その全てがぜ〜んぶわさび、ワサビ、山葵!! そして点在するおみやげ屋、レストランにある商品はすべてがわさび、ワサビ、山葵の関連商品!わさびマヨ、わさびせんべいなんて当たり前、わさびフランクフルト、わさびソフトクリーム、わさびチョコレートまでありました。スゴイ。畑の真ん中にかかる橋の上から見ると、本当に川にぎっしりわさびが植わっていて日本人がいかにわさび好きなのか思い知らされました。

Img_0501 あまりにもわさびを見すぎた感じがして、途中休憩したお茶やでは岩魚の塩焼きを堪能。シンプルな味でとてもおいしかったです。(写真は食べかけです。すみません。)
岩魚を食べて食欲が刺激されてしまった私たちは、そばをもう一度食べたいという意見が一致し、近くにあった「こねこねハウス」併設のレストランに入りました。スゴイ店名ですが、ここはそば打ちの体験ができるのです。もちろん予約していないので今回はレストランでただ食べるだけです。実はあまり期待していなかったのですが……っんが〜!おいしい〜!! ざる大盛り ¥700で感激のおいしさです。そばの甘みが口に広がって……ああ、思い出すだけでもヨダレが。小谷村で食べたおそばももちろんおいしかったのですが、田舎風のざるそばの素朴な風味が味覚にストライク! 自分で打って食べたらもっとおいしいのだろうなあ……。
そばの味の余韻に浸りながらクルマに乗った私たちは、松本目指し安曇野を後にしたのでした。
(で、眠くなったので今日はここまで。次回、旅報告最終回〜。)

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コメント

おはよう~。
安曇野の文字に釣られてまたまた登場。
わさび園。もちろん、何度か行っています。
うちの両親がこの辺りが好きみたいです。
わさび園はわさびももちろんの事、風景が素敵だよね。
映画「夢」のロケ地で、あの映画のあのシーンが大好き。
雨だったんだね・・・残念。でもでも・・・
私も一度雨のわさび園へ行った事があるんだけど
しとしとと降る雨に濡れるわさびの葉もそれはそれで良かったような・・

と言うわけで、日本で最も旅しているのが
上高地~白馬方面~ビーナスラインのコースですね。私。

こちらは快晴。
良い週末を送ってね♪

>kanarinこんばんは。
わさび農園はじめて言ったんだけどきれいだった。天気がね…曇っていても雨が止んでいたら、もう少しマシだったと思うんだけど。
上高地~白馬方面~ビーナスラインのコース……ちょっと考えたんだよなあ。また絶対挑戦せねば。今度はキャンプも一緒にしたいなあって思ってる。上高地の大正池から少し歩いたところにキャンプ場があるみたいなんだよね。本当に最低限の装備で一度大自然に放り投げられたような感じで一晩過ごしてみたいのです。最近はスモークに凝っていて、ホッカイダーネオとともにいろんな物を薫製にして楽しんでいるんだけど、どうしても重装備になりがちなんで、たまには身軽にストイックなキャンプをして自然だけを相手にしてみてもいいかなあなどと……。
おそらくkanarinの方がキャンプは慣れているんじゃないかと思うのですが、いつも装備はどんな感じ?ウチはコンロはソロキャンプでも使えるMSR ドラゴンフライのストーブなんだけど、食材と小型のダッチオーブン、バーベキューの網などとスモーク関連、それとコールマンの2バーナーランタン…それと寝袋2人分とテント関連で結構な装備なのよ〜。
季節はいいのだけど、私も体調がねえ……kanarinも季節も変わり目だから気をつけてね。

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